見出し画像

進め方が分からない:インドの裁判所の通知方法とは?

本日は調停の日だった。

結論から言うと、本日もドタキャンされただけであった。

ここまで来ると、もうどうしていいのかが分からなくなる。
進めばいいのか、止まればいいのか、方向を変えればいいのか。。。。

調停の進捗としては、申立書を提出した後、一定期間を過ぎても夫側が回答も反論も提示してこないので、基本的には、申し立ての内容で最終決定が出されることになっている。

そのため、このままいくと、待ってさえいれば離婚自体は決定なのだ。

ただ、「息子が成人年齢に達したので、親権を争う対象から外される」、など今の状況に合わせての微調整はある。

しかしこの「基本的には申し立ての内容を受け入れて最終決定が出される」状況になってから、もう丸2年になる。ここから最終決定が出されるまで、後何年待てばいいのだろうか・・・、と気が遠くなってきた。

しかも、こんなに遅くなった理由の何回かは、「裁判所によるドタキャン」だ。コロナで裁判所が閉まっていた時期は仕方がない。私だって人込みの中に行きたくなかったので、延期でよかった。

しかし、コロナが落ち着いてくると、調停の日程は毎回事前に決めているにもかかわらず、当日になって「やっぱり忙しかった」とか、「今日は判事はお休みでした~」と判明する。記憶にあるだけでも4回だ。(毎回次回の日程を決めて終わるので、少なくとも2週間前~3か月前には事前に決めているのだ)

ふざけてるの?

前回の調停の時は、渋滞に捕まってしまい遅くなってしまったので、混みあう時間帯を避けていこうと思い、今日は朝の7時前に出発した。道路が空いていると約1時間程で到着するので、8時過ぎには閑散とした裁判所の駐車場には着いていた。

約束の時間は11時だったが、スマホの充電をしたかったのと、外は暑いので車の中で1時間程過ごして、さあそろそろ外に出よう、と思った矢先に弁護士からメッセージが来た。

「今日は判事がお休みです。調停は別の日に再度スケジュールされました。」

え・・・。また?またなの?

弁護士によると今週はイースター関連の祝日があるので(インドはクリスチャンの祝日も何日かを国の祝日としている。)、週の後半は裁判所も閉まると言う。恐らくそれで、判事もお休み取ったのではないか、との事だった。

判事・・・、あんたバカなの??この日が祝日でお休み取るなら、なぜこの日に調停をスケジュールするの???

おまけに勝手に次の日を決められるので、調整できないかスケジュール係に交渉したところ、「ダメ、昨日判事が次の日程を決めていったから、受付しない。」とにべもない。

じゃあ、昨日のうちには今日はもうお休みだって分かってたんじゃないの。なんでそれを弁護士側に連携しないの。。。。

裁判所で手続きするには、申立人(今回は私)と相手方(今回は夫)にそれぞれ弁護士が付き、それに対して裁判所側(判事)が双方の申し立てを聞いて最終判決をします。

その中で、裁判所内部では今回の様に情報(判事は明日お休みだぜ~。)はまわっているらしいが、その情報を弁護士側が見る事ができるのは当日の朝、早くても9時頃になる。しかも現場に行かないと分からないと言う、ありえないレベルのアナログさ。(ちなみに事前に決定している調停の日程などはWebで確認が可能。この場合は、判事がお休みしたりなどの当日の情報の事を指している。)

そんなわけで、今日は朝7時に家を出て、8時に裁判所に着いて車の中で待機して、9時には今日は何も進まないと判明して、一日は終わったのだ。

仮定法過去は好きじゃないが、「え、それだったら休む必要もないし、家にいて仕事できたのに。。。」と思った。

こっちまで来たからには、いくつか買い物をして帰ったが、頭の中はずっと、

私、今日、何したんだろ?

と、ぐるぐるしていた。

これで有給休暇が一日消費され、仕事は溜まっているので休暇を取得していても仕事はしなくてはならず、往復で3時間近くかかるため、運転で疲弊し(運転は苦手)、もちろん仕事に割ける時間も減り、今日は夜中まで仕事しても全部は終わらなかった。。。。

すべてがムダ。

次は4月末だが、もし、その時にも目途が付かなければ、インドの手続きはそのまま進めてもらい、日本でも手続きが可能かどうかを検討する方向で調整しよう。(今回は勝手に次の日程を決められたので、次回はそうする。)

「後少しで決着が着く」に執着して3年もの時間が過ぎてしまった。

私は一体何をやってて、どこに行きたいんだろうか?



サポートいただけた場合は、「子供が売られない世界をつくる」を掲げてインドでも活動をしている、かものはしプロジェクトに寄付します。