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妻が臨月の時のマタニティーフォトと髭メガネの話

どうも。3児のパパです。
嘘です。まだ2児のパパです。

10月中旬に妻さんが3女さんを出産予定です。

先日、自宅のトイレで頑張っていたところ、長女さん(4歳半)と次女さん(2歳)が合流されたため、長女さんを正面スペースへ、次女さんをサイドスペースへ配置し、頑張り直すことにしました。トイレだけは聖域だと信じて生きてきたのですが、信じる者が救われる時代は終わったんだなぁと、黄色いボールを投げ始めたお二人を見て思いました。こうやって人は便秘になるのですね。

さて妻さんが臨月に突入したため、マタニティーフォトを撮影したので共有させていただきます。

マタニティーフォトとは

臨月でぱっつんぱっつんの妻さんのお腹に、シールやらなんやらを、ペッタンペッタンして、腹丸出しドレスを着せて、カメラマンさんに撮影してもらうもの。

スタジオに行く、映えスポットに出張してもらう、自宅に来てもらう、等のパターンがあり、今回は自宅に来てもらいました。

我が家の場合は長女さんが臨月でお腹にいる時から、毎回同じ、フリーのカメラマンさんに依頼しておりますので、これで3回目です。

料金は2万円でした。前回1万だったので油断していたのですが、出張料金の上乗せと時間の延長及び、そもそもの値上げがあったもようです。油断大敵ですね。でも、しょうがない。あなたに撮ってもらいたいのだから。。

ではここで、撮影に当たって最も重要なことを事前に確認しておかなければいけません。家族それぞれの役割です。

【主役1】妻さん
【主役2】長女さん、次女さん
【下っ端アシスタント】僕

主な旦那の役割と立ち回り

ドレスを纏い、プリンセス気分でウキウキの長女さんと、どこの馬の骨かも分からない人が持ってきた、肌心地の悪いドレスと呼ばれるものを強制的に着せられ、激オコぷんぷん丸の次女さんに仕事をさせるのが、旦那の主な役割となります。

写真に写ろうなんておこがましいです。露ほども考えてはいけません。

また僕だけ私服です。仲間外れはよくありませんね。人を傷付けます。

ミッション①服を着せる

長女さんは放っておいても、ノリノリなのですが、次女さんが厳しい。悪魔王サタンの手先のように大号泣の海老ぞり。名古屋城に寄贈したら立派にその役割を果たせそうです。

自宅なのにもう帰りたくなってる僕を遠ざけようと、手足をぴんと張って抵抗してきます。その衣装は高そうなので、ちぎってはいけませんし、鼻水を擦り付けてもいけません。そう、あなたが着るまで終わらないのです。今はそういう時間です。ていっ!

ミッション②適切な位置に誘導する

野外ではない以上、撮影可能な画角というものが存在します。少しでもずれると、床に散乱した汚れたアンパンマンやら、長女さんが描いたパパらしき絵やら、飲みかけでしばらく手を付けることができない僕の冷めたコーヒーやらが映り込んでしまいます。

ということで、カメラマンさんが持ってきてくれた、白のもふもふ絨毯の上に2人をうまく誘い出すのが次のミッションです。これもかなりの高難度。

元々パパっ娘の次女さんは大号泣モードになると、絶対に僕から離れなくなります。否っ!地上に降りることすら拒否します。前世では位の高い天使だったのでしょう。そもそも、このでろんでろんの顔で撮影できるのかどうかも怪しくなりました。鼻水が滝のようです。汚いです。

僕が一緒の被写体となることができればよかったのですが、休日のせいか、髭メガネが印刷された褐色Tシャツ&ハーフパンツというコーディネートだったため、流石に一緒に写る勇気がでませんでした。

次女さん的に僕がいない方が落ち着くとの判断から、ゼリーでなんとか床に下ろし、僕は2階に避難することにしました。役に立てず申し訳ない。

ミッション③ボールを投げる

しばらくすると、1階からうほうほ楽しそうな声が聞こえてきました。流石カメラマンさん、心を掴むのがうまい。安心して2階でくつろいでいたところ、急遽お声がかかりました。躍動感のある写真を撮りたいとのことで、カメラマンさんの後ろから、子供たちにボールを投げてほしいとのことでした。

とてもいい案なのですが、ここで次女さんの変なスイッチが入り、今度は超上機嫌でリビングを走り回り始めました。僕の右手には黄色い大きなボールが残されたまま、10分後には、長女さんも同じやる気スイッチが作動していました。

楽しそうで何よりです。いつの間にかピンクドレスから白のほわほわドレスに衣装チェンジしていたため、クソほど可愛いです!すき!

ということで、当該ミッションは失敗に終わりました。せっかく肩を温めたのにマウンドに上がることが出来ませんでした。無念です。でも可愛かったのでいいのです。連投により肩を痛めていたかもしれませんしね。

一緒に写ってもいいよ

最後に家族写真ということで、アシスタントである僕も一緒に写ってもいいとの有難いお言葉をいただきました。髭メガネTシャツが写ってもいいのでしょうか。髭メガネTシャツをきた髭メガネが微笑んでるとか苦い、とかツッコまれないでしょうか。

というわけで最後は僕も合流して撮影してもらいました。全員カメラ目線の奇跡が起きていることを祈るばかりです。

カメラマンさんの技術ってすごいですね。テンションを振り切ったところで、もう一段階アクセルを踏むと、子供はカメラを見ることがわかりました。お疲れ様でした。ココア飲んでいってください。

結論

流石に4人目はきついので、これが生涯最後のマタニティフォトだと思うと感慨深いですね。僕の胸から袖にかけては、次女さんの鼻水でカピカピになりました。髭メガネが台無しです。そろそろ、掛け布団を出さないといけないなぁと感じた2時間と2万円でした。

まぁ妻さんと娘さん達が楽しそうだったので、やってよかったです。来年の年賀状にでも使いたいですね。臨月を迎える皆様には是非、お勧めさせていただきます!

今日も頑張りましょう!

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