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ayumi
2023年3月11日 11:26
我が家の3人きょうだいは、全員恥ずかしがり屋です。内弁慶で、家の中ではそんなこともないのに外では一気に無口になったり。人見知りの全くない天真爛漫な子とは雲泥の差。そんな我が家の子ども達と重なるのが、この絵本のこぶくんです。こぶたのこぶくんは、とってもはずかしがりや。アイスクリームを買いに行くのですが、なかなか注文ができません。次から次へとお客さんが買いに来る中、こぶくんはもじもじし
2023年3月2日 19:54
おもちゃ売り場にいるコールテンくんは、いつも迎えてくれる誰かを待っています。でも、吊り紐のボタンが取れてしまっているコールテンくんを迎えてくれる人は、なかなか現れません。コールテンくんは、自分に「欠けている」吊り紐のボタンを探しに、夜のデパートの冒険へ出かけます。大人の目線で読むと、この絵本に描かれているのは「友達の大切さ」や「思いやりの心」などが浮かんできます。ですがこの絵本の本質は
2023年2月25日 10:49
絵本は絵を読むものだとよく言われますが、この絵本を手に取るたびに、絵と物語とが見事に融合した作品だと感動を覚えます。文章だけ追っていても、お話は十分入ってきます。ですが、そこにこのセンダックのこだわり抜かれた絵が交わると、途端に世界が深く広がっていく。子ども達はより絵を読み込むからこそ、この絵本が大好きなのだと感じます。典型的な「行って帰る物語り」の構成ですが、その枠組みはしっかり
2022年11月20日 15:31
はじめに絵本に明確な「対象年齢」はないと思いますが、子ども達の心の発達に寄り添って選書をすることは可能です。「今」子ども達の見えている世界に寄り添う絵本達。そんな絵本達を紹介していきます。勿論、子ども達の成長発達は個々で全く違います。歩く時期も言葉を発する時期も一人一人違う。持って生まれた気質や性格、きょうだい構成などの環境も大なり小なり影響してくるでしょう。ですので、こうして紹