グレーゾーンとシステム思考
自分がマジョリティ側ではないという自覚はありつつも、自分と他の人がどこまで同じで
どれくらい違うのか
最近まで分かってませんでした。
システム思考も、大体の人はそう考えるんだと思っていて。
この記事にあるような、ジェフベゾスにはほど遠いにしても、客観視して分析して説明したいというあたりは誰でも持ってる欲求だと思ってました…
何でか分かんないけど、日本社会では
それを抑えて、共感しつつ寄り添う感を出していかないといけないのね、なんかそれってすごく大変だけど。みんなそうやって客観的になるのを我慢してるんだし私も我慢しとくか…
みたいな。
客観視しちゃってるから、感情的な事で悩まないというのも確かにあって。
みんな悩んでる風だけど、ま、そこまで深刻じゃないでしょ。これをこうすれば解決する話だし、終わった話だし、私にはどうすることもできないし悩むだけ無駄じゃない?みたいな。
本当は、みんなそう思ってるけど
それを言ったらなんかダメみたいだから
みんな言わないんだと思ってました。
感情的な方に寄せとくのが
社会的マナーみたいな感覚で。
客観視ばっかりしないのもマナーだから
みたいな。
大部分の人は、ガチで感情的、主観的思考で
共感を元にコミュニケーションしてたなんて。
ASDの人が自分の興味のある話しかしない
というのも、
正直に言うと、なぜそれがダメなのか分からなくて…
日本社会でそれが許されないってことを
「知ってる」から
あぁ、それはやっちゃダメですねマナーとしてと思ってるけど、
みんな自分の興味のある話をしたらいいし、興味無いならそうハッキリ言えばいいのに
なんて思ってたりします。
社会性があるかのように擬態して生きていますが、ASDには苦手とされる「共感能力」
これもよく考えたら、システム思考で乗り切ってきました。
初めての場面では不用意な発言をしてしまって
困るけど、次からは気をつける(失敗データとして覚えておく)
というのをくり返すうちに、何となく
周りの人たちの思考パターンが分かってきます。
パターンを分析して、規則性を発見し
構造(システム)が理解できたら
どこで失敗するのか推測ができるんです。
だから似たような場面なら、同じ失敗をしないで済むという…
いや、でも
本当にみんなそうやって生きてるんだと思ってたよ…
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