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『稲城消防団カレー』走り出せません 絶望の谷編 その2


多数のメディアに取り上げられ、大手企業とのコラボで追い風に乗り、『馬鹿の山』をモリモリ登っていた私。

しかし、好事魔多しを体現するかの如く転落し、『絶望の谷』をトボトボと歩き続けました。

そんな中、いつまでも落ち込んでいられない!
と奮起し、新たなご当地グルメ『稲城消防団カレー』に挑戦しました。

新たな挑戦:稲城消防団カレー


息子が消防団に入ったことから、何か応援できないかと考案したのが『稲城消防団カレー』です。

東京都稲城市は、東京都で唯一、東京消防庁に業務委託せず、単独消防で街を守っています。

そんな「オラが街のヒーロー」稲城消防団の活動をPRし、応援するために稲城消防団カレーを企画しました。

具体的には、消火活動と消化活動をかけて、消化酵素の働きが期待出来る『大根』をメイン食材にしたカレーを市内の飲食店で提供し、一食食べると100円が活動支援金として寄付されるという仕組みのご当地カレーです。
「ご当地グルメを食べて、オラが街を守ろう!オラが街のヒーローを応援しよう!」というコンセプトでした。

行政へのアプローチと挫折


八王子ナポリタンは市内の飲食店(民間)から始めたので、稲城市は行政から始めようと、市役所の観光課や市議会議員にアプローチしました。

しかし、前例がない・活動実績がないとの理由で門前払い。

何度も様々な形でアプローチを試みましたが、結局行政は、後から乗っかる形でないと動かないことがわかりました。

力尽きた私


この活動にはかなりのパワーを使いました。

結果として、『稲城消防団カレー』は走り出すことなく、私は再び深い鬱状態に陥りました。

頑張っても成果が出ないと、精神的に打ちのめされることがあります。

まとめ


新しい挑戦にはリスクが伴います。

失敗したとしても、その経験は次のステップに繋がります。

『稲城消防団カレー』の経験から学んだことは、行政の動かし方企画の進め方の難しさです。

しかし、この挫折も私の成長の一部であり、次の挑戦に活かしていきます。

世田谷区に『三軒酎屋』への協力をしてもらうのも、ちゃんと三軒茶屋を本格焼酎で盛り上げて、ブランドを認知されてから協力を要請しないと、きっとダメなんだろうなぁ。

この記事を通じて、読者の皆さんにご当地グルメの企画の裏側と、その難しさを伝えたいと思います。
フォローしていただき、次回の記事もお楽しみにしてください!

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