59.参拝で氣をつけたい事

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59.参拝に氣をつけたい事

私が参拝の時に氣をつけている事を紹介いたします

氣をつける事は3つ
神社は神様の個人宅と同じなので
 挨拶と礼儀をしっかりと弁えること

参拝先がどこの神社であろうと
 神々様が人を支えてることを忘れない

名刺交換の代わりに口頭で伝えます
 どなたと知り合い知ってもらうかを意識する

簡単に書くと上記の3つになります

一般家庭に訪問する時と比較してご紹介していきます
「年上のお知り合いのお宅に訪問する時」
まずは何を氣をつけますか?

最初は「身だしなみ」
スリッパや汚らしい格好での訪問は避けますよね
特に神様にとって汚れは穢れです
汚れた格好で来られると攻撃されている事と
変わらない状態となります

次に一般家庭に訪問した時には
インターホンを鳴らして訪問した事を伝えます
神社ではそのインターホンを鳴らす事を省いて
代わりに門前で一礼と一言声かけをして入ります
「こんにちは、お邪魔します」
あなたがしているのは突然の訪問です
失礼のないように心を込めて挨拶して下さい

次にする事は一般家庭訪問時にはしませんね
このコロナ禍で手水舎は使えない所が増えてます
使用禁止でなければ手と口を清めて下さい
お水は神域にある神様の物を使わせてもらいます
欲張りすぎずに一回にすくったお水で
手と口と柄杓の柄を清めて下さい

右手で柄杓を持って左手を洗う
左手のに持ち替えて右手を洗う
柄杓を右手に持ち替えて左掌に水を注ぐ
お水を口へ持っていって含む真似をする
もう一度左手に水を掛けて
柄杓を両手で胸元へ持ち自分の方へ倒して
残りの水で柄杓の柄を洗います

これは覚えられないですよね
参拝を暫くさぼっていると
毎回律儀に脳内削除されてしまう…
でも大抵の神社にはやり方が手水舎に置いてあります
心強い味方です…

ここでも注意
お水を口に含む必要はありません真似だけします
柄杓は皆様が使われるものなので
口をつけてはいけません
最後に残りのお水で柄杓の柄を清めるのを
忘れないでください

手水が使えないからといって
後は塩水を携帯スプレーで持ち歩いて手にかけるとか
塩そのものを持ち歩くなど出来ますが
手水舎付近が塩だらけになっても困ります
塩のついた手でその辺りを触るのも迷惑ですので
余計なモノを祓う氣持ちを持って
肩や体や背中をポンポンと軽く払うのが良いと思います

除菌スプレーでは穢れは祓えません

次に本殿への挨拶
一般家庭だとそのお宅の大黒柱にご挨拶です
敷地内の他の境内のみにご用事があるとしても
まずは参拝先の敷地にお邪魔をしているのです
そこの主に挨拶をするのが礼儀です

お宅にお邪魔するのに手ぶらでは行きませんよね
参拝での手土産はお賽銭となります
箱に入れる事が手渡す事と同じです
投げつけたりしてはいけません
(神社によっては投げ入れる事を
行事としているところがありますが
そこでは神社のしきたりにならってください)

ご挨拶するにも挨拶を受ける側は
まだ参拝者のあなたの事を知りません名乗って下さい
住所氏名まで名乗る方も居られますが
私は氏名のみを名乗っています

神社は日頃の感謝を伝える所です
どこの神社に行かれても
神々様が人々の魂の為にしてくださる
調和に対して御礼を伝えます
日々の無事と今がある事への感謝です

もしも神社が空いていたら其処で少し近況報告をしたり趣味のお話をされるのもいいと思います
人々の魂に携わる神々様は
やはり人がお好きな方も多いのです
そして長く生きられていたら
私達のここ
100年程の話は最先端!
知らない事を聞けるのは楽しいかと思います

注意
他の参拝者さんのお邪魔にだけはならないように
くれぐれも細心の注意を払ってくださいね!

ご挨拶の最後にこっそりお願い事を
「お願い事を叶える為にしている努力が実るように」と
お願いします
神様は願いを叶えるのではなくて
手助けをしてくださるのです
何もしていないのに叶えてくれる事などありません

例を挙げて説明すると…
2人の子がそれぞれお願い事として
「テストの点数が良くなるように」と
神様にお願い事をしているとします

F君は「テストで良い点が取れますように」
お願いしたからいけるだろうと勉強しない

G君は
「テスト勉強した所が問題に出て良い点が取れますよに」→テストで出そうな所を勉強する

神様に丸投げで努力をしない子と
自分の努力した事が実る様にとお願いした子
本当にその子の成長を願う神様は
どのように願いを叶えると思いますか?

勉強をしなかった子に
努力の大切さと努力の達成感を得てもらいたくて
願いを叶えないかもしれませんね
神様は常に成長してくれる事と
多くの経験を積んでくれる事を望んでいます

自分の努力でなんとかならない事も沢山あります
そんな時は…
身の丈に合ったもの
上手くいく解決策がみつかるように
折り合いがつきますように
運氣の流れが変わるご縁を授かりますように

などと今の自分の努力ではどうにも出来ない事が
努力次第で変える事が出来る事になるように願って
与えて貰った事に真摯に取り組みます

お願い事を叶えてもらうのではなく
お願い事が叶えられるように背中を押して貰う
この意識の違いで叶えられる事の幅は
拡がるのではないでしょうか?

本殿へのご挨拶が終わった後に
末社摂社などに挨拶や境内の散策をします
必ず参拝しなければいけないという事はありません
合わないと感じたら末社摂社への参拝は控えて下さい
御神籤を引いて神様からお手紙を貰うのもいいですね

そして帰り際は門を出る時に
参拝させて頂いた御礼のご挨拶を
簡潔に心を込めてしながら礼をして出ます

一般家庭に訪問した時は大抵
「またいらしてくださいね」
なんてお声がけをいただきますよね

きっと私達が聞こえないだけで
「またおいで」って言って下さってます

細かく色々と書きましたが
①から③までの事を心に留めていれば
あとは一般家庭にお邪魔する時と大差がありません

細かい足の運びや礼の角度を気にするよりも
まずは歓迎して貰った事への感謝の念を持って
礼を尽くす事が大切です

遊びに来て貰ってカチコチに緊張されたら
招いた側も困ってしまいますよね
礼儀をもって楽しむ!
人と人の関係も人と神様との関係も
礼儀と信頼そして思いやりが大切ですよね

59.参拝で氣をつけたい事