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🇬🇧ミス・シェパードをお手本に🇬🇧 The Lady in the Van

「ハリー・ポッター」シリーズでおなじみのイギリスの名女優マギー・スミスが、16年間にわたり主演してきた舞台劇の映画化で、スミス扮する風変わりなホームレスの老女と劇作家の奇妙な絆を描いたドラマ。北ロンドン、カムデンの通りに止まっている黄色いオンボロの車で暮らすミス・シェパード。近所に引っ越してきた劇作家のベネットは、路上駐車をとがめられているミス・シェパードに声をかけ、親切心から自宅の駐車場に招き入れる。それから15年、ミス・シェパードはベネットの家の駐車場に居座り続け、ベネットは、高飛車で突飛な行動をとるミス・シェパードに時折、頭を抱えながらも、なぜかフランス語に堪能で、音楽にも造詣の深い彼女に惹かれていく。脚本を手がけた劇作家アラン・ベネットの実体験に基づく物語で、舞台版に続きスミスがミス・シェパードに扮し、ベネット役をロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなど舞台で活躍するアレックス・ジェニングスが演じている。

確か、この映画が実話を基にした作品と思わず、脚本のなかのミスシェパードの回想などはちょっと妄想があっても不思議ではないと思いながら観たはず…私はあまりミスシェパードの世界に入り込めず、どちらかというと引っ越してきたばかりの主人公の脚本家に同情したりした。
共感はできなかったけれど、ミスシェパードは本当にすごい!運もあるだろうけど、自分の気持ちがわかっていないと流されるだけの人生で終わってしまうのかなということは深く心に残った。
ストーリーや登場人物たちは好きではないけれど、私はエンドロールが1番感動したので最後まで観てよかったと感じた!
彼女が話したことや回想を基にした脚本なのだが、惹き込まれていないつもりだった私もミスシェパードの生き様をいつの間にか信じてしまったのだと思う。


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