人には、この人がいたから今があるという転機を与えてくれた人がいる

＊この記事はリクエストに基づいた内容です。（フィクションではありません）

思い返してみると、私にも少なくとも３人の転機を与えてくれた大切な方がいます。ひとりは、コンサルの道を歩み始めた時に出会った企業コンサル会社の社長さん。もう一人は、地元大分市の飲食企業の専務さん。最後は50代後半に出会ったパートナーの女性です。

１０年間やり抜く自信がなかったら諦めなさい

レストランロイヤルグループの第２期生（ロイヤルさんは福岡が創業地）だったこのコンサル会社の社長である恩師の先生は、私の心の中では私の神様です。

年齢は１つ上ながら、１時間のコンサル料は８万円（３５年前の金額）、年間契約料は５００万円という金額を伝えてくれました。まだ実績ゼロの私にとって、地表から天を仰ぐような人から頂いた貴重な言葉です。

この言葉がなかったら、私はとっくに挫折していたでしょう。また宇宙の３Ｄ空間の中で迷いに迷って、自分の位置すらわからなくなっていたと思います。

しっかりと、生き残ることだけ考えて、毎日コツコツ実績づくり。採算不採算など論外と割り切って、ただでも本業の仕事での実績づくりを求め続けました。

当初の１０年間は石ころ道。１０年が２０年にも感じましたが、仕事を断念せずに済んだのは、この先生に会い、この言葉をいただいたからこそです。10年後の20年目は、半分の時間で到達した感があった。30年目もそうでした。

コンサル経験があるなら社長に紹介するよ

前職の食器の営業マン時代にお世話になった大分市の飲食企業の専務さん（当時）から、電話をいただ生きました。

「もうコンサルを初めてどれくらいになったね」。そう言われて、「ハイ７年になりました」と答えて、後日、営業マンとしてでなく、コンサルとしてお会いすることになりました。

面談して契約をいただき、その飲食企業の経営会議に参加することとなりました。私の実力は当時、社長と専務さんの期待するレベルではありませんでしたから、この専務さんの補佐役としての会議の参加です。

しかしそれから１０年間この企業の経営の外部スタッフとして、メニューづくりや人事、売上対策も含めた経営に関わる経験をさせていただきました。

私自身が大きく成長できたことはもちろんのこと、この地場企業さんと契約していることで、まるで濡れ手で粟（あわ）＝造作もなく獲れるの意、の如くに契約件数が伸びてゆき、当時の月商が１００万円を超えました。従業員ゼロ、経費率４％のコンサルですから、どう見ても年間700万円～1,000万円規模の生活が数年続くきっかけになりました。（私の黄金期のきっかけになった）（東京の半分しかかからないローカルの生活です）

この会社のために10年間寝食を忘れて貢献しました。自分のできることはすべて引き受けました。貢献度も増した代わりに、体もボロボロになってゆきました。（平均睡眠時間は4～5時間）稼働時間は1日平均15時間。

糖尿病だから食べ物に気をつけてね