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電化製品で調理した料理と、焚き火で料理したものは、美味しさが違う

電化製品で調理した料理と、焚き火で料理したものは、美味しさが違う理由について考えてみました。

  • 熱源の違い: 電気を熱源として使用すると、焼き色や香ばしさが不足することがあります。一方、焚き火は直火で調理するため、食材に焼き色や香ばしさがあり、そのことが味覚に影響しているのではないでしょうか。

  • 風味の違い: 焚き火で調理する場合、燃料の種類や燃焼の状態によって、食材に風味を与えることができます。例えば、松や桜の木を使った焚き火で調理すると、食材に松や桜の香りが移ることがあります。燻煙がこれと同様の効果がありますね。

  • 調理方法の違い: 焚き火で調理する場合、直火で調理するため、火加減や距離などを調整する必要があります。火力の不均等さが、実は食材を美味しくする理由かもしれません。

また焚火で調理する場合は野外で食べる事が前提です。野外で料理が美味しい理由も考えました。

  • 環境の変化: 野外で食べると、家とは異なる環境に身を置くことになります。例えば、豊かな自然の中で食べると、空気が新鮮で、景色が素晴らしく、気持ちが良くなります。このような環境の変化が、食事をより美味しく感じさせる要因となると考えられます。

  • 特別感: 野外で食べる食事は、普段とは異なる体験であるため、特別感があります。わたしはこの特別感が好きで、食事をより美味しく感じさせる要因だと考えています。

  • 手作り感: 野外で食べる場合、自分たちで時間をかけて料理を作ることが多いです。この時間をかける行為が、食事をより美味しく感じさせると考えられます。

では、もう少し気持ちの問題を深く掘り下げてみます。

料理の美味しさと使われる熱源の理解は、古代の文化や宗教に深く根付いています。これには料理に使われる火のエネルギーが、食材に付加され、食べる人の身体や魂に影響を与えるという考え方です。

まず、自然な熱源である火の力は、古代から神聖視され、生命の源と考えられてきました。この火のエネルギーが食材に注がれることで、食材の本来のエネルギーが増幅され、食べる人に科学的な栄養以上の栄養をもたらすと考えることは出来ないでしょうか。例えば、焚火の温かな炎が食材に与えるエネルギーは、調理時間の長さも含め、自然の調和を感じさせ、食べる人の心と体を整えるように思えます。

一方で、電気やガスといった現代の熱源は、機械的で人工的なエネルギーです。これが食材に加えられると、自然なエネルギーの欠如が生じ、食材のエネルギーを上手く活用出来ず、食べる人にもしかしたら不調和をもたらすのかもしれません。便利な道具なので私も利用しますが、明らかに焚火での調理の方が美味しく心も満たされます。

要するに、環境と使われる熱源の変化により、料理に宿るエネルギーが変化し、食材と食べる人の間で調和をもたらすか不調和をもたらすか、と考えることができるのではないでしょうか。
以上、私の熱源に対する妄想でした。


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