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電子書籍 フィックス型とリフロー型の違いとは?

昨年12月、『心電図最後の教科書【NEXT STEP】~薬剤性不整脈編~』のkindle版を出版したときに「わかりやすいけど、字が小さい」というレビューをいただきました。

Amazon.co.jp_ 心電図最後の教科書【NEXT STEP】~薬剤性不整脈編~ eBook _ みや, 谷口 総志_ 本 - Google Chrome 2021_07_14 15_12_40

自分でページ毎に拡大してスクロールは不便だし、字が小さいという部分を解消出来たらもっと良くなるはず!

でも電子書籍って文字の大きさ変更できたはずだけど、たしかに『心電図最後の教科書【NEXT STEP】~薬剤性不整脈編~』では大きさ変更できなかったな~と思っていましたが、

今回、『心不全×くすり ゼロから楽しく学ぶ3step』のKindle版発売を決めて、調べてみました。

電子書籍には
🔵フィックス型電子書籍
🔴リフロー型電子書籍
があるということを学びました。


なので本記事ではフィックス型とリフロー型の特徴をまとめてみました。

🔵フィックス型電子書籍とは
表示するデバイスの画面サイズに関わらず、印刷された本と同じように文字や図表などのレイアウトが固定される方式で制作された電子書籍のこと。
どのような端末においても、元のレイアウトが維持されるため、コミックや雑誌などの書籍に適している。

メリット
✅制作側が意図したデザインをそのまま表示できる

デメリット
✅文字の拡大縮小、行間や書体の変更不可
✅デバイスの表示画面が小さい場合は、1ページの表示が画面の枠を超える
(隠れた部分を表示するために画面のスクロールが必要)

🔴リフロー型電子書籍とは
表示するデバイスの画面サイズや文字サイズの変更などに合わせて、テキストやレイアウトが流動的に表示される方法で制作された電子書籍のこと。
フォントを拡大・縮小すると、1行の文字数が自動的に変更されて再表示されるため、紙の書籍のようなページの概念を持たない。小説やビジネス書など、主にテキスト系のコンテンツはリフロー型で制作されることが多い。

メリット
✅文字の拡大縮小や行間の変更し、読みやすい状態で表示が可能
✅文章にマーカーを引くことが可能
✅テキスト検索が可能

デメリット
✅文字サイズを変更することでレイアウトやページ数が変わる


レビューのおかげでまた一つ学びを得ました。

お読みいただき、ありがとうございました!


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