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2021共通テスト第二日程 化学基礎 解答解説
第二日程も,解説していきたいと思います。化学基礎の第二日程は,ちょっと時間がかかるので難しい印象の問題もありますが,グラフを含めてなかなか良い問題もあるように感じます。今後の受験を考える人たちも一度時間を切ってチャレンジしておく価値はありそうです。
資料
問題
大手の分析
第一問
問1は標準的,問2の分離や問3の結晶も普通。
問4の,絶対温度とエネルギーの関係はなかなか化学基礎では押さえにくいところ。しかし,考えればわかるようにはなっている。
問5の配位についてもあまり化学基礎では深入りしていない。消去でしっかり選んでいく必要がある。
問6の逆滴定はやや発展的だが,計算自体は平易。
問7,8も標準的。イオン化傾向は押さえよう。
問9が,状況をしっかり読み込まないとミスをしそう。わかれば簡単。
第二問
問1の原子半径はやや発展的だが,誘導からしっかり解答したい。bの溶解度は難しそうに見えるが実は簡単。
問2は,グラフ用紙を活用したほうが良い。センターではよく与えられていたグラフを自力で書いてく必要がある。いろいろなグラフ問題に触れておく機械は必要だ。
b,cに関しては反応式やグラフをしっかり準備できればそれほど問題はない。
というわけで,第二日程の化学基礎でした。まあまあ歯ごたえのある問題なので,後輩の高校生の練習にはもってこいの内容でした。