『だいじ』記念日

現在1歳8ヶ月の次男。

日に日に言葉が増えてくるお年頃です。

先日帰り道に拾った石を大事そうに私に見せてくれたので、

「それは次男くんの『だいじもん』なんだね。」

と何を意識するわけでもなく言ったところ、しばらく難しい顔をしていた次男は

「…だいじ。」と噛み締めるようにつぶやいて、その石をぎゅっと抱きしめていました。

それから次男は、お気に入りの絵本や大切にしているおもちゃは『大切なもの』と認識し、たびたび「だいじ。」と言いながら見せてくれるように。

微笑ましいなぁ、と思いながら見守っていたところ、とても嬉しいこと出来事が。

なんだかうまくいかず、バタバタと過ぎてしまったとある休日の寝かしつけ。

最初はふざけたり、おしゃべりをしながらも徐々におとなしくなっていく息子たち。

そろそろ寝るかな？と思いながら寝たふりをしていると、次男がむくっと起き上がり、私のおでこあたりを撫でながら、

「ママ…だいじ、だいじ。」

と繰り返し言ってくれたのです。

それを聞いた長男も私に擦り寄り、

「ママ、僕も一番ママが大事だよ！」と。

突然こんなに幸せなボーナスがもらえちゃう日があるのです。

もちろん、一筋縄ではいかないし、大変なことも多いけれど、ほんの些細な一言で報われるし頑張れる。

パパが居る日はママになんか目もくれず、パパと遊ぶのー！といってしまう子供達。

でも寝る時だけはママがいいと来てくれる。

それもあとどのくらいかなぁ。なんて思っていたら、忘れられない素敵な言葉を貰えました。

ママにとっても家族が一番の『だいじ、だいじ』だよ。