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宮古とか政治とか 妄想日記 2020 vol.1


宮古に住んでいる人のFacebookから流れてきた記事を見て、ちょっと考え込んだ。日曜の朝にすることでもない気がするけど。(と、書いてから、ずっと書き続けています)。

その日に沖縄も選挙が終わった。米国も大統領選を控えているせいだと思うけど、騒がしい。こちらも都知事選が控えている。

昔、Facebookに選挙のことを書くと、キチガイ呼ばわりされて怯んだ。

私、宮古では選挙権ないのでね、できるだけ中立で見ているつもりなのだけど。

自分の地域(東京都・大田区)のことについては、書くまでもなくて。なぜなら一票の重さが違いすぎるのと自分のなかで早期に投票する人は決まっているからです。あまり悩みどころはない。

宮古は、自分が数十年取材をしてきて、国政とのバランスも含め、考えてしまう。で、忘れたくないので、書いてます。

そうすると「お前は、保守か革新か?」と二択を迫られることもある。難しいなぁ。いつも思うんだけど、政党よりも、地域は

①自分の信条とマニフェストの優先順位が近いかどうか
②自分が投票した人を監視する

ということができるので、泥臭くもスルーでも選挙に関わることができる。

なので、そういう前提で書いていると思ってほしい。これからはズレた非難中傷は受け付けないことにしました、笑。

さて、今回は本題ふたつ。この一週間の50くらいの記事と海外も含めたSNSから少し未来を考えてみた。

アメリカの現金(貯蓄)と持ち物(資産)について考えてみた。


朝、流れてきた記事は以下です。
NYは、ロックダウン状態が3カ月も続き、失業者は4000万人を超えていることが念頭にあると、読み方が少し変わると思う。

唐突かもしれないけど、コロナのような状況は、貯蓄って多分、かなりの心の拠り所になるように思う。

アメリカは御存知の通り格差社会で国民皆保険もない。

加えて、有職のアメリカ人の約21%が貯金ゼロ。貯金をしている人でも、その半数以上が貯金額は自身の収入の10%以下。(お金に関する情報サイト「Bankrate」の調査)

今の日本もたいして変わらない気がするが、お金はなくても温かいところで寝れてスマホも持っている。

で、貯蓄なのですが。

GDPに対する各国の総貯蓄(海外貯蓄を除く個人貯蓄、法人貯蓄、政府貯蓄の集計)の統計では、米国は96位。この統計は「国の財布のヒモの固さ」と言われている。

アジア圏からは5カ国もトップ10入り。シンガポール、中国(ともに2位)、韓国(4位)、台湾(8位)、インドネシア(10位)。

アジアは純資産は少ないからこそ、財布のヒモが固い。堅実ってことだと思う。シンガポールは政府が貯蓄を義務付けている。超堅実!

ちなみに日本は、対象国177カ国中、51位。

先に書いた資産を考えると、少しちがった見方ができる。

先進国と呼ばれているところは、総貯蓄は低くても資産は大きい。アメリカの場合は、世帯平均純資産は17万6076ドルで世界第1位。日本は9万7595ドルで世界で4位。

OECDの「より良い暮らし指標(Better Life Index)」は、経済的、社会的統計から物価調整した「世帯平均純資産」。社会インフラだって資産なのだ。

世界一の資産持ちのアメリカで起こっていることは、経済的な基盤や個人の権利の主体性という社会状況も加味して考えてみた。

今のアメリカでの暴動や抗議デモは、いろんな層が含まれていると思う。暴動に向かうのは、貯蓄のない人達かもしれず、抗議デモは資産がある人達かもしれない。

先進国の所得の低い世帯の多くは、給料でギリギリどうにかなるかならないかの暮らしをしているのなら、コロナは大打撃だ。

そこで、トランプだ。ビジネスマン!信用できるかどうかは微妙だけど、わかりやすい。そのトランプは再選に向けて勢いをつけてきた。

テロとデモと暴動

抗議デモを鎮圧するための配備。戦争さながらの鎮圧に見えるのは私だけなのかな。外に向けていた力が内に向かった感じ。

トランプも最初は、これで支持が得られると思ったのではないだろうか。

案の定、アメリカ国内でも議論になっています。

トランプがアンティファを国際テロ組織と指定したとしたら、市民がアンティファを支持を表明しただけで逮捕、投獄される。国の長が政治的な対立勢力に適用する可能性は十分にある。

アンティファという名称は「Anti-Fascist Action(反ファシスト活動)」。反メンバーは主流左派よりも、無政府主義に近い。1930年代初頭にアドルフ・ヒトラー率いるナチス・ドイツの台頭に立ち向かおうとした社会主義者らのグループに由来しているので、アナキスト的だと思う。

現在は、増えに増えているようだけど、組織自体がゆるくて実数すら把握できていない。個人がアナキストになっているんだと思う。戦前なら、こんなことを書いているだけで殺されていたかも。

暴動や破壊行動は、アンティファの主たる目的ではないことが海外の報道を見てもわかる。米国主要都市からヨーロッパやオーストラリア、アフリカにまで広がっている。

ニューヨーク・アンティファの最近のツイートは端的でわかりやすい。

「We believe in & fight for a world free of fascism, racism, sexism, homo/transphobia, antisemitism, Islamophobia & bigotry(われわれはファシズム、人種差別、性差別、同性愛者・トランスジェンダー嫌悪、反ユダヤ主義、イスラム嫌悪、そして偏見のない世界を信じ、闘う)」

私もアンティファじゃん、と思ってしまった、笑。

発端を考えると、トランプ政権以降の、トランプの国粋主義、反移民、反ムスリム的、そして過剰な白人ファーストへのアンチテーゼなんでしょう。

2016年の大統領選でトランプが選ばれ、右派がイケイケドンドンになったため、今のアンティファは右派への強烈な破壊行動とも言われています。

黒人だけではなくアジア系やもちろん白人もいっしょなのが見て取れる。

少し古い話になるが、1991年のロドニー・キング事件から92年のロス暴動を流れを思い出す。

被害総額は10億ドルだったし、最後はロドニー・キングも道を踏み外して(いや、彼はずっと警察のお世話になっていた人でもあるが)自宅プールで事故死したんだよな。

あぁ、脱線してしまった。この記事は良記事で、わかりやすいです。

妄想シリーズ、不定期で続きます。

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