#女がそんなことで喜ぶと思うなよ #鈴木涼美 [本013]

#女がそんなことで喜ぶと思うなよ #鈴木涼美

Webのコラムが面白くて、本読んでみた。
超シニカルでグロくておもしろいけど、文章がかなり脂っこくて、最後の方ちょっと気持ち悪くなった。 ○○は、△△で□□なわけではなく、●●というわけでもないけれど、■■ということもないのである。
みたいな、1つの表現に関する、修飾文章量�がえぐい。
最後の方に、女は言葉を操るというコラムがあって、まさしく言葉をぐりぐりに使ってるなという感じ。

すげー面白い格言も多いので抜粋。

男にとっては、見せびらかしたいオンナ、家にいてほしいオンナ、背景と化しているオンナの三種類いる。
エリート女は意外と不倫率が高い、というのはよく言われること。
男はどこの国のどこの時代に生まれようとも、自分を高めてくれる女と自分を越えてこようとしない女を両方抱かずにはいられないのか。
郡を抜いて売れているキャバクラ嬢にあるのは器量でも愛嬌でもなく、尻込みのなさ、圧倒的な罪悪感の欠如。
(獲得ではなく放棄のモテに踏み込めないのは)一番怖いのは同性の評価をなくしてしまうことだ。モテリンダの力は、同性から好かれることをあきらめることにある。
スローライフなヒモ男って結局子供産んでくれないじゃん。ヒモ男に足りないのは子宮。
あまりに便利な言葉には多くの意味を包括しすぎるという暴力性があって。
女性が輝く社会のキャッチコピーを真面目に支援しているフェミニズムに理解ある男性も、結局そんな女性を選ばない。15歳も年下の学生に毛が生えたような女と結婚する。

そんな本!

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