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えっ! 白米は健康に悪い?! ――「色着き」の自然食品で体調改善


 こんにちは。メディア事業のIです。

 季節の変わり目、体調を崩されている方も多いのでは? 本日は、食事を改善して健康にめざす『2週間で感動的に元気になる! 医者の「色着きごはん」』(刑部恒男著)をご紹介します。

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 小学校とか中学校の家庭科の授業で、赤・緑・黄色に食品を分けてバランスよく食べましょう、ということを教わりました。本書の著者の刑部先生は「緑色」「茶色」「黄色」「赤・橙色」「紫・黒色」の5分類しています。

 刑部先生によれば、砂糖や白米などの白色の食事は危険なんだとか。なんと、認知症、糖尿病、高脂血症、心筋梗塞、脳梗塞、がんになりやすくなってしまう!

 砂糖、白米、うどん、食パン、お菓子などの白い食品は「糖質過多」になり、急激に血糖が上昇する。これでたんぱく質は糖化されてAGE(終末糖化産物)になり、茶褐色の酸化物質であるAGEは脳や血管にこびりつき、老化や認知症などの病気になりやすい身体になってしまうんだとか。

ご飯は胚芽米にしよう

 一般的に、6枚切りの食パン1枚は角砂糖9個分、ご飯お茶碗1杯は角砂糖17個分、缶コーラ1本は角砂糖10個分入っているようです。ご飯は日常的に食べているだけあって、ちょっと考えなければいけませんよね。

 そこで先生は、白米は控えめにして、いつも白米にするのではなく、胚芽米を食べることをオススメしています。胚芽にはビタミンB1をはじめ、ガンマオリザノール、ギャバ、ナイアシン、トリプトファンという栄養素が豊富に含まれている。だから胚芽も食べた方がいいんですね。

疲れたときの飴玉は危険

 ついつい疲れたときに飴玉で当分補給…したことあります。先生によれば、これは「NG」だといいます。飴玉は砂糖のかたまりで栄養素は空っぽ、急激な高血糖の直後には低血糖を起こすからだとか。この血糖値のアップダウンを繰り返していくと、「ジェットコースター現象」で、1粒では止められなくなり、気づけばイライラやうつが生じてしまう! 怖いですよね。

 そんなときは「バナナ」がいいそうですよ。糖分も含まれ、栄養素も豊富。血糖の動きはなだらかで、ビタミン不足も補える。デスクワークで口が寂しくなったらアーモンドや落花生を2,3粒つまんでもいいんだとか。
 
 ついつい脳みそが疲れたから糖分補給! ってなんでも口にしてしまいまうので、気をつけなければ……!

 このほかにも医学的知見から何を食べたら体調が改善するか、健康になるかということが書かれています。医食同源を心掛けている方は必携の書です!


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