The Story of Plastic
…という映画を見た。
今年の10/2(日)に。(もうすでに1か月以上経過していてびっくりする)
映画のレビューはいつも、サポーターをやらせてもらっているFilmarks上に書いていて、ひとつのアプリに集約させることで、いつどんな作品を観たかを簡単に見返せるようにしているのだけど、なぜかこの映画はFilmarksに登録されていなかったので、先に書いてメモで残していたレビューをここで消化させることにした。
以下は書き留めていた文。
地球環境保全やプラスチック問題は、特に最近、とても興味を持っているのだけど、全然知識がなくて迂闊な発言も行動もできないな、と思っていたところに今作の上映イベントを知り、言葉を選ばずにいうと、“手っ取り早く”現状を知ることができる!と思って参加。
鑑賞後は、すぐには整理できないくらい、思っていた以上に問題だらけでぞっとした。
一番心に残ったのは、(もちろん活動家への心ない嫌がらせの数々にも衝撃を受けたし、それについては本当に言葉が浮かばないけど、)ゴミ問題(特に海洋)ばかりフィーチャーされるけども、実はそもそも作る過程に問題があるというところ。
現代生活においてプラスチックは、正直すべてをなくすのが難しいほど密接な関係になってしまっていると思っていたけれど、そんな需要よりも供給量のほうが多いというのは憤りを感じた。
映画の中では特に出荷量の多い企業を実名で取り上げていたのだけど、いずれも日本においても超有名企業だらけで、やっぱり観終わったあとは「この会社は地球環境よりも自社のエゴを優先している……」という目で見てしまう。
とはいえ、一消費者が企業のプロダクトに口を出せるわけがないので、まずはプラスチックを選ばない、プラスチック製品に「NO」を言っていく、ということが具体的な対策でしょうか。
それまでは、消費者ができることといえば、漠然と「とにかくゴミを出すときに気をつけなくてはいけない。ゴミも極力出さないようにする」くらいしか感じることができていなかったので、今作の力はかなり大きい。
まぁもちろん私一人が生活の中で選択するものの量なんて実に些末なものだけど、それでも一人ひとりが責任を持たないと解決することのできない問題だと思うので、0.00………1%の力でもお手伝いさせてください。
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