見出し画像

本レポ 結方図解

こんにちは、SENSENです。今日は本の紹介をしてみます。本といっても図解、デジタル復刻版でKindleで読めるものです。

タイトル通り、結び方の図解が沢山紹介されています。主に紐の結び方の紹介で明治18年の本のようですが刀の紐結びも多く紹介されています。江戸時代からの流れを感じ、歴史は続いているんだなと思わされます。

紐の結び方の中には紐じゃないと絶対に無理そうな物から水引でも結べそうなもの、水引の結び方として今もあるけど名前が違うものなど色々あり、試しに結んでみて妙に気にいった結びを一つご紹介します。

こちらの釣淡路です。(余談ですが釣淡路で検索すると、淡路島での釣り情報が沢山出てきます。)

画像1

図解通りに結ぶと画像右のように淡路結びに持ち手がついたような形に結べました。

画像2

リングゲージに合わせて結べばリング💍に出来そうだな~と指に嵌めて撮影してたら猫に奪われた瞬間!油断も隙もありゃしない。

画像3

とは言え頻繁に手を洗う今の状況では全部が水引のリングはなかなか実用的では無いかもしれません。なので筒状の物にちょっと飾りを付ける時にいいかなと思いましたが、普通に淡路結びでいいのでは?と言われたらそうだなーと今ココにたどり着きました。でもやっぱり結び終わるとくるんと立体になるこの結び方が好きです。

本の後半には水引の結び方図解も紹介されています。ボリュームのある結びの図解が多く、自分の作品への活かし方はわからないですが、見て想像するだけでも楽しいです。

今だと亀結びと呼ばれることの多い結びが組淡路という名前で紹介されています。今でもひとつの結びが色々な呼ばれ方をしていますし、今より情報の伝わり方が遅かった時代、もしかしたら各地で様々な呼ばれ方をしていたのかなと思いを馳せてみたり。

この記事を書きながらふと思い立ち、国立国会図書館オンラインで”水引”を検索してみました。するとかなりの件数がヒットして、昔の本がデジタル資料になっている物も多く見つかりました。(今回紹介した結び図解も見つかりました。)ほとんどが国立国会図書館内か図書館送信参加館へ行かないと読めないので、もう少し落ち着いたら行ってみたいなと思います。昭和7年の本とか気になりません?気になりますよね!なんだか卒論を書く前の、資料に当たるのが楽しかったことを思い出しました。

それでは今日はこんなところで、タイトルに偽りある本レポとも言えない記事を読んで下さりありがとうございました!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?