エッセイ『6年振りの日本。滞在、最後の日』
私にとって六本木はいつも大人の街。私の書く小説に何度も出てきた。これからも出てくる。
私の小説の登場人物が、六本木を歩いていて、思いもかけず、いきなり東京タワーを見て感動するシーン。
日本に住んでいる友達に言わせると、東京に住んでいて東京タワーに感動するわけないよ、だそうだけど、そういう問題じゃないんだよね。
月だって何度も見ているけど、いきなり出てくるとやっぱり感動したりする。
渋谷109の前で英語で喋ってみた。
いつも私のことを心配してくれる友達に連れて行ってもらった、東京タワーツアー。
私みたいに東京で生まれたくせに、東京タワーファンをやっている人って珍しいと思うんだよね。
https://youtu.be/_3UERlW-X4M
カナダの私の日常に帰るわけだけど、小説を書くのも、YouTubeを創るのも精力的にやっていくつもり。
しかし東京のエスカレーター事情は変わらないね。なんでエスカレーターの上を駆け抜けるんだろう? なんで階段を走らないんだろう。っていうか、そもそも階段を駆けるのだって危ない。何でエスカレーターに乗っている人達はわざわざその人達のために左に寄るんだろう? どうしてエスカレーターの右に立つ勇気のある人がいないんだろう?
日本に住んでいる友達に言わせると、急いでいる人がいるのに右側に立つのはただの迷惑だ。こう思う人は日本に住める。私みたいなのは絶対無理。
階段を駆け上がるのと、エスカレーターを駆け上がるのの時間の差を計ってみるといいと思うんだよね。エスカレーターの右横を、大勢の人をかき分けて登るより、階段を思いっ切り駆け上がった方が速かったりすると思うんだけど。
そういうことを考える人は日本に住めない。
みなさま、さようならー。
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