マガジンのカバー画像

YouTube『百年経っても読まれる小説の書き方』

8
かなり本気の小説創作論。チャンネル登録をしよう! https://www.youtube.com/channel/UCRPUTEZPFUEvKSI2IAaHBjw
運営しているクリエイター

記事一覧

書評『金閣寺』三島由紀夫。誰も言わない感想と文章の分析。

言ってはいけないことを一杯言っているから、きっと三島由紀夫ファンはあんまり好きじゃないと思う。今回は、あろうことか、この作品は小説ではない、と発言している。みんなに殺される。 そもそも私のYouTubeは、三島由紀夫ファンが半分以上。考えたけど、きっとほかに三島に対して、大真面目に発言する人がいないからだと思う。特に『禁色』の書評はあまり見たことがない、と言われたことがある。 先日ゲイの人からコメントが来て、『金閣寺』も楽しみにしています、と言われた。そういうのは嬉しいよ

エッセイ『夏目漱石の本を読めば、そこに答えが全部書いてある』

芥川龍之介は二十三才の時、夏目漱石先生と出会い、作品を認められ、本格的な作家生活に入った。しかし、その翌年には先生は亡くなってしまう。そういう儚いものなんだな。 こないだ書評をやった芥川龍之介の『或阿呆の一生』に夏目漱石のことが三か所書いてある。先生のことを書く時だけ、他の部分と違って穏やかで平和だ。 芥川龍之介が死んでしまうひと月ほど前に書かれた『或阿呆の一生』には、もう作品を書くことができない、彼の命の消えそうなぎりぎりの言葉に満ちている。 それで、一昨日バイトが終

エッセイ『結局のところ小説ってどうやって書くの?』

出費が重なったので文句を言わずに入ったシフトを頑張ってこなす千本松です。 日本行きまで丁度二か月。三週間行って来ます。こっちのクリスマス商戦を避ける為に、もうスーツケースも買ったし、眼鏡も新調したし、歯医者も眼医者も行って来た。 こっちはクリスチャンの国だからクリスマスが派手で、ショッピングモールは何処もみんな殺気立っている。 バイト先の店でも、2メートルくらいあるクリスマス・ツリーがよく売れている。 こんなスーツケース。「it」は英国の会社だそう。私の可愛いAdid

夏目漱石『それから』の書評をやりました。ラストで泣けるどんでん返し。

https://youtu.be/jA-di45lGrk この動画の台本を公開 『三四郎』1908年 115年前 486枚 『それから』1909年 502枚 184,000字 『門』1910年 414枚 毎年これだけ書けるのは偉い。 『こころ』1914年 477枚 は三部作に入っていないけど、関連はある。 夏目漱石のなにがそんなに偉大なのか?  1867年〈慶応3年〉- 1916年〈大正5年〉 結構笑える。名場面、忘れられないシーン。精神に直接届く。小説の教科

YouTubeで超マイナーなテーマ「小説の書き方」を2年間やってみた。文豪の書評シリーズを始めて変わったこと。

note創作大賞、オールカテゴリー部門参加作品。 もっとチャンネル登録をしよう。 YouTubeは、Facebookに次ぐ、世界第2位のプラットフォーム。現在ユーザーが約26億人。その大海原に小説家、千本松由季(note5年目)が漕ぎ出した。「小説の書き方」という超どマイナーなテーマで。じたばたしつつも精力的に投稿を続け、2年間で登録者数が、遂に150になった。……みんな、もっと登録して……。 登録はこちら↓から。 文学を動画で表現することの新しさ。 好奇心旺盛な太

遂に、三島由紀夫の書評をやりました!『仮面の告白』

アルファポリスで稼いだアマゾンギフト券で、日本から本を取り寄せました。二週間くらいで、近所の文房具屋に届きました。やったー! 書評はまじです。三島さんの戦争体験(二十歳の時に終戦)を中心に語ります。 リンク https://youtu.be/-q0chbEC33s この動画の台本を公開。 三島由紀夫 1925-1970  『仮面の告白』 1949年刊行。5歳から23歳までのできごと。24歳の時に刊行。早熟の天才。 第二次世界大戦 1939年-1945年。20歳の時に敗

44、三島由紀夫を理解するために必要なたった一つのこと YouTubeショート 59秒

三島由紀夫特集を8編創りました。これはその中の一つです。 No.12 あれが狂気だとしたら ダイジェスト小説 本編 226、誰も言わない、三島由紀夫。 https://youtu.be/5wVZYcs_lAc ダイジェスト59秒 https://youtube.com/shorts/JlykHXLIYgY #三島由紀夫 #文学 #小説の書き方 #国際人 #英語 #芸術 #イデオロギー #日本 『百年経っても読まれる小説の書き方』 百年経っても読まれる小説の書き方/

「誰も言わない三島由紀夫」YouTube

この動画の台本を公開 日本を外から見ていた。英語も堪能で、翻訳も多く出ていた。ノーベル文学賞に三回ノミネートされた。だから日本の特殊性、アイデンティティも見えていた。半端じゃない郷愁、カズオ・イシグロ。私、20年。パスポート https://youtu.be/5wVZYcs_lAc 50年経っても変われない。日本はいつまでも孤独な島国。気付いていない。三島は気付いていた。日本語というマイナーな言語。私のYouTube =英語で小説を書こう。日本から出ないと自分達の