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【子宮筋腫について】術後〜輸血

前回書いた通り、術後とてもぐったりしていたわたし。なんと1.9リットルも出血をしたらしい。
後から調べたら1リットル以上出血すると生命の危機と書かれていてぞっとした。

とにかく、その頃の記憶はあまり無く、ほぼ寝ていたと思う。看護士さんに声をかけられたら目を開けて返事をしていたそうだ。

歩いてみるのも挑戦したが、全く立てず、また明日にしましょうとなった。喉も渇かないし、お腹も空かない。ほんとにただ生きてるだけみたいな状態だった。

実はこの手術、不思議と受ける前からただでは終わらない予感がしてた。なので特にショックは受けず、やっぱりなぁと思っていた。こういう時の勘はよく当たるのだ。

ちなみに、後から母がその時のわたしの様子を涙ぐみながら「あんな黄色い〇〇(わたしの名前)初めて見た」と言っていた。何その感想…おでんくんみたいってこと?なんか雰囲気で感動しかけたのに笑ってしまった。

そんな状態が続いて2日目、輸血する事が決まった。
輸血が終わると少し顔色がよくなり、食欲が戻ってきた。甘みや酸味のあるものなら食べれるので、煮たりんごやジョアなどは口にすることができた。

歩くことも少しずつできるようになり、病室を出てすぐのトイレへも自分で行くように。ちょっとずつ身体が元気になってきたかなぁと思っていたが、また不穏な知らせが‥

3日目の午前中、血液検査の結果が返ってきたのだ。
特にその中の心臓に負担がかかっている時に出るホルモンの数値が異常事態だった。NT Pro BNP 血清というものだが、上限値が55のところわたしは1200を越えていたのだ。心不全の恐れがあるということで、心臓を調べる事になった。

あまり動じないわたしも、今回ばかりはショックを受け、昼食も喉を通らなかった。

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