のん🍀365日野草生活
多摩川の春の植物をあしらった「多摩川野草てぬぐい」 多摩川で出会える。 人と野草の物語を紡ぎます。 2022年3月27日発売「多摩川野草てぬぐい」 http://tamagawalovers.com/post_lp/tamagawa_yasou_tenugui/
イベントや観察会のレポート
はじめまして、のんです。 普通の会社員をへて、今は都心で365日野草生活をしています。 なんのこっちゃと思うので、ご興味のある方は見ていってください。 何をしている人? 多摩川を中心に年100回ほど植物観察会を開催しています。 テレビ番組や YouTube チャンネルへの出演、講演会登壇など、身近な植物の面白さを広める活動をしています。 cakesエッセイ『365日野草生活』もあわせてどうぞ。 365日野草生活|のん|cakes(ケイクス) 名前『のん・365日野草生
今年の3月に多摩川野草てぬぐいが発売されました。 当初の予定よりもたくさんの人の手にとってもらえたそうです。 多摩川野草てぬぐい(みどり) | TAMAGAWA GOODS STORE 多摩川グッズを手に取る人は、多摩川沿いで暮らしている人が多いのですが(当たり前といえばそうですが) 野草手ぬぐいの購入者は、北海道から九州まで、日本各地の人に購入いただいているそうです。 多摩川沿いの人たちだけではなく、植物好き、野草好き、自然好きな方が各地で繋がっていることを実感しまし
「のんさん、ホシベニカミキリ見にいきませんか?」 虫撮り青年に誘われて、ついていった先には、昆虫の世界が待っていた。 目的のホシベニカミキリ、ベニカミキリのカッコ良さは筆舌にしがたいけれど、それだけじゃなく、食跡(昆虫が葉っぱを食べた跡)でどの昆虫がいるかを推測したり、昆虫の鳴き声を聞いたり、毒のない毛虫の毛を触ってみたり、パチンとはじける虫をみせてもらったり、カメムシの香りを嗅いでみたり。 まだまだあるけど、ちょっと書ききれない。ともかく、たくさん体験させてもらった。
今月の実験教室のテーマは植物。 講師は各自植物を用意することになっていたので、他の講師はマリーゴールドや紫蘇を用意していました。 そんな中、私が用意したのはユキノシタ。 買う植物ではなく、学習が終わったあとでも自分で見つけられるように、身近な植物にしました。 (でも、ちょっと他の講師から浮いてたかもしれない) “植物のからだのつくり”を学んだあとは、余った時間で、ユキノシタの白い部分が一瞬で消えるマジックをしたり、草花あそびをしました。 ユキノシタでカメを作ります。
🌿公園の野草たんけん隊🌿 in 東京臨海広域防災公園 キッズ親子向けの観察会を開催しました。 東京臨海広域防災公園は、平常時には防災学習施設のある都市公園として、 災害発生時には首都圏広域の現地対策本部として機能します。 映画「シン・ゴジラ」では東京臨海広域防災公園内のオペレーションルームがが災害対策本部として撮影に利用されていました。 防災公園という特色がある公園のため、普通の観察会ではなく、非常時に役立つ植物実験をしました。 今回の実験は「植物から水をもらおう!」
さかな芸人ハットリさんから「外来種を教えてほしい」というご依頼がありました🌿 現在ハットリさんは 2022/4/1から9/30まで「半年間 自分で捕獲した外来種で作った料理を毎日食べる生活〜 #1日1食外来種 〜」いう企画に挑戦中です。 とても複雑で難しい外来種問題に対し、自分が何をできるのか、まずは日常的に外来種に触れてみよう。と思い立って始まった企画だそうです。 ここで言う外来種とは生態系に大きく影響のある生物のこと。 主に、下記のリストに掲載される種のことを言いま
普段全く会わないのに、春の時期だけ会う友人がいます。 私たちが会う目的は、アミガサタケ。 アミガサタケとは、フランスでモリーユ茸と呼ばれている網目が面白いキノコです。 アミガサタケ探しも楽しいけど、年に1回だけ会う友人と過ごす時間も楽しい。 季節ごとに、その時にしか観られない、生き物に会いたい。 その生き物のなかに、人もいるなと思ったり。 #アミガサタケ #自然観察
【多摩川周辺の野草を愛でる】 よみうりカルチャー自由が丘主催 1年間の野草講座がスタートしました🌱 四季を通して植物と触れ合う講座、なんと4年目に突入しました。 初期からずっとリピートして通ってくださっている方も。 今期も蓋をあけてみたら、昨年度から引き続きお申込みしてくださった方が半数いました。 本当にありがとうございます。 植物観察、まずは植物と目線を合わせることから。 しゃがんだり、場合によっては寝転がって。 ルーペを使って、画用紙を使って、目だけじゃなく、耳や鼻
「山形県民は生垣を食べる」と言われる 昔の米沢藩主の上杉鷹山公が、飢饉の際に食べられるよう、ウコギを生垣にしたのだ。なんて賢い。 ウコギの生垣には、食べられる以外にもこんな理由があるらしい。 生垣と言うより、隣の家との境目、垣根のイメージだとのこと。 上杉鷹山公は、食べられる草木の書物「かてもの」の編集を推奨したことでも知られる。 「かてもの」は、スベリヒユやツユクサなど、手のかからない雑草が食べられることを実践・推奨した書物であり、上杉鷹山公の知恵からうまれた、領民の
踏まれたハルガヤからバニラのような甘い香りが漂う。 ハルガヤは全草にクマリンという成分を含んでいて、揉むと桜餅のような甘い香りがするので、別名をバニラグラスという。 わたしたちはハルガヤが生えている場所を歩き、その甘い香りを楽しんでいた。 クシュン!クシュン!! 「私、イネ科アレルギーなんですよ」 突如くしゃみが止まらなくなったHさん。 ハルガヤはイネ科アレルギーの原因となることがある。 Hさんのクシャミの原因は、この状況であれば間違いなくハルガヤだろう。 そうとは知らず
「好きな野草は?」という質問ほど悩ましいものはない。 植物は、およそ世界には30万種ほどあると言われている。 無限とも思える植物の種類、探求すればするほど面白い植物たちから1種を選ぶなんて、悩まないわけがない。 さらに植物は季節ごとに移り替わり、春夏秋冬、見ごろの植物は変化していく。 その中で1種を選ぶなんてできやしない。 「春に食べられる美味しい野草は?(多摩川で)」 「夏に触り心地がいい野草は?(多摩川で)」 「秋に香りが好きな野草は?(多摩川で)」 「冬に可愛いロゼ
2022年3月27日㈰販売 「多摩川野草てぬぐい」 多摩川を愛するすべての⽅に向けた商品を展開するブランド「多摩川グッズ」第2弾として「多摩川野草てぬぐい」が発売されます。 アウトドアシーンで愛⽤される⽅も多い「てぬぐい」に、多摩川の野草24種類をあしらいました。 「多摩川野草てぬぐい」を通して、多摩川での新しい気づきや発⾒、楽しい時間を過ごしていただくことで、より多くの⽅に多摩川の魅⼒を知っていただき、⾝近な⾃然や地域に対する関⼼向上の⼀助になればと思っております。
多摩川ロケ中に個体数が少ない野草を見つけた。 ディレクターさんは「これ採りましょう」とロケを進めようとしたけど、ADさんは「少ないのは採らないんですよ。自然を大事にしないと」とディレクターさんを止めた。 半年くらい、テレビ番組のロケで一緒に行動していたADさん。 最初は全く野草に興味がなくて、野草ってそんなに面白いですか?全部一緒に見えます。って言ってたのに。 そんなADさんから「少ないのは採っちゃダメなんですよ」なんて言葉がでてくるとは思わなかった。 個体数が少ない植
たまにテレビに出演したり、番組用に野草クイズを作ったりしている。 その際にオオイヌノフグリの名前の由来を話すと、テレビでは使えないと言われたりする。 俳優さんと共演したときも、オオイヌノフグリを気に入ったらしく、見つけたら「フグリ!」と言って野草を覚えてくれたが、その部分はカットされてしまった。 それもそのはず。 オオイヌノフグリの名前の由来は、大きい犬の陰嚢(いんのう) 地方名で「イヌノキンタマ」と呼ぶところもあるので、フグリのほうが可愛らしいイメージがある。 どっち
「あれ、これうちの家紋だ」 カタバミで10円玉を磨いていたら、Nさんが思い出したように言った。 カタバミは、ハートが3つ重なったような葉と、黄色い花が特徴の小さい野草だ。 カタバミはシュウ酸という成分を含んでいて、黒ずんだ10円玉を磨くとピカピカにできることから、“銭磨き”の別名がある。 理科の実験で、黒くなった10円玉を酢に浸したことを覚えている人もいるかもしれない。 10円玉の黒い汚れの正体は、酸化銅。 黒い10円玉を酢に浸すことで、酸化銅を酢酸と反応(溶かす)させ
「子どもにツクシを見せたい!」という観察会の依頼が舞い込んできた。 依頼主のⅯさんは、20年前くらいにツクシを見たことがあるけど、それ以来ツクシを見ていないとのこと。 依頼があったのは3月。すでにツクシは満開。 ツクシは、時期を逃すとスギナになってしまう。 急いでツクシを探しに行きましょう! と、すぐにツクシ観察会を開催することにした。 目的は「お子さんにツクシを見てもらうこと」だけど、Ⅿさんにも20年ぶりとなるツクシに会ってもらいたい。 できれば食べてもらいたい。