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【花・植物空間】お互いの姿を丁寧に観察していくことって必要じゃね?

先日の土曜日、お花屋さんの仕事で、新しい試みを社長へ提案してみた。月曜日の昨日からスタート、社長と二人、『あーでもない、こーでもない』と言い合いながら、お花のレイアウトを考えていくことがホント楽しい時間だった。

更に私の心を揺さぶり、心に炎を灯してくれたことが、
『社長がとても楽しそうに仕事をしている』その姿を見たことだった。社長の姿はキラキラと輝き眩しかった。


で、ふと思いました。

私は社労士の仕事をしていて、人よりずっと労働問題を耳にしてきた。労使双方でそれこそ、『あーでもない、こーでもない』とみなさん自由に、双方で都合のいい解釈を言いあっとります。


で、思うわけです私は。
もし、代表が楽しそうに仕事をしていたら、それは下の人間へ伝染していくと思われる。その姿を見た従業員はきっと、仕事が楽しく、この人と共に仕事をしたい。そんな気持ちを持ってくれるのではないか?


事実、社長へ自分のアイデアを提案し、そこに彼がのっかってくれて、社長自らワクワク楽しそうに仕事をしている姿を見ていると、この人とずっと仕事をしていきたい!ってそう思った。


彼を観察していると、彼の心の中にある花への想いがこちらに届く。言葉で伝えるのではなく、こちら側があちら側の姿をちゃんと見ていると自然に伝わってくる。

ということは、会社の代表にとって一番大切なことは、
『楽しく仕事をする、好きな仕事をする』
これになるのではないか?

そしてその上に、
『労使双方にお互いがお互いの姿を丁寧に観察しあう』
これが一番大切な気がするなぁ。

代表は従業員の姿を、従業員は代表の姿を、それぞれがそれぞれの仕事をしている姿をしっかり見ておく。そこから自分が何を感じるのか?何を捉えるのか?どんなふうに思うのか?

次に
自身のココロの動きを丁寧に観察していく。これらの一連の作業は必須。
だから、
それができるように心も時間も余白を作っておく。
それが優しい労使関係、いや人間関係を構築していく一歩なのではないか?社長の姿を観察しながら、今こんなことを教わってる。



『父親は子供に背中を見せる』
とかよく言うが、それに似てるのかなぁ?
代表の背中を従業員へ見せる。従業員の姿を見ていく。
なにかあったときだけ、首根っこを捕まえて、こらっ!と叱る。まるで、見守りに徹した子育てのように。

お互いの姿を丁寧に観察し合っていくことって、労使関係に限らず、全ての人間関係において大切なことだと思う。

そして、『代表が楽しく仕事をしている』、これはこれから社会へ入ってくる若者たちの会社選びの際の一つの目安として、持っておいてもいいのではないか?そんなことさえ思ってきた。


『私がビジネスパートナーになってあげる』と上から目線で伝えたら、優しい顔がそこにはあった。

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