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§4-1. script manager

darktableにはスクリプト機能があり、ある程度の機能の拡張、改造が可能です。このスクリプトはluaというコンピュータ言語で記述され、darktableの機能を利用したり、独自のロジックを組み込めたりすることが出来ます。

しかしコンピュータ言語を学ぶのは・・・とluaスクリプトを使うのはすこしハードルが高いと感じるかもしれません。darktable導入直後では何もスクリプトは登録されていないのですが、githubからよりすぐりのスクリプトを簡単にダウンロードして利用することができます。


まず左パネル下のlua scipt installerを展開する

図4-1.1

executeボタンを押す

図4-1.2

lua script installerがscript managerに変わり、展開するとスクリプトが出てきます。

図4-1.3

これで各Scriptを使うことが出来ます。

2021年1月時点で3.8から見れるスクリプトです。僕が理解できる範囲で概要を記述します。☆がついているものは外部モジュールが必要なものです。◎はLinuxで可動確認をしたものです

contrib

AutoGrouper
 指定した時間の1秒から60秒内の写真を同じグループにグルーピングし直す
autostyle
clear_GPS
 
選択された写真のGPSデータを削除する
CollectHelper
copy_attach_detach_tags
 
タグのコピーなどのショートカットを提供します
cr2hdr
enfuseAdvanced
exportLUT
ext_editor
 特定の外部エディターと連携をすることができます
face_recognition
 顔認識をします
fujifilm_dynamic_range
fujifilm_ratings
 富士フィルム系のカメラ内のレーティング情報の取り込みができます
geoJSON_export
geoToolbox
gimp☆◎
 
外部エディターとしてGIMPを起動します
gpx_export
HDRMerge
 HDRMergeを使いHDRイメージを作成します
hugin
 複数の写真からパノラマ写真を作成します
image_stack
image_time
kml_export
LabelsToTags
OpenInExplorer
 選択されている写真が含まれるフォルダーを開く
passport_guide
 パスポートサイズに写真を切り出すガイド
pdf_slideshow
photils
quicktag
 タグを効率よくつけるショートカットの提供
rate_group
rename_images
 写真の名前の変更
rename_tags
RL_out_sharp
select_untagged
 タグがついていない写真を選択する
slideshowMusic
 darktableのスライドショー中に音楽を鳴らす
transfer_hierarchy
video_ffmpeg
 選択した画像からタイムラプス動画を作る


examples(sample codeです)

api_version
darkroom_demo
gettextExample
hello_world
lighttable_demo
moduleExample
multi_os
panels_demo
preferenceExample
printExamples
running_os


official

check_for_updates
 新しいVersionのdarktableがリリースされているかを確認します
copy_paste_metadata
 写真についているメタデータをコピーし、別の写真にペーストします。
delete_long_tags
 設定した長さより長いタグを削除します
delete_unused_tags
 写真に設定されていないタグを削除します。 
enfuse
generate_image_txt
image_path_in_ui
import_filter_manager
import_filters
save_selection
selection_to_pdf
 選択した写真からPDFを作成する


tools

executable_manager
gen_i18n_mo
get_lib_manpages
get_libdoc
script_manager


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