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二元論思考にならないで

二元論とは、この世界は全て2つに分けて考えることができるという姿勢

人の数だけ正解があるということをいかなる時も忘れないで!

まずは一元論、二元論、多元論それぞれの違いを説明します。

一元論とは

この世の中に善も悪もない、男女の区別も、大人と子供の境目もない。
人間もカエルもタンポポも全部地球上の生物という様な考え方。

まさに“マインドフルネス”

完全に一元論的な考え方ができる人は悟りを開いている状態

二元論とは

この世界は全て2つ分けて考えられるという姿勢

良いことと悪いこと、男性と女性、勝ち組と負け組、資本主義と社会主義、天国と地獄、メジャーとマイナーのように。

今の世の中はこの様な考え方がとても多いです。
自分の上司は仕事ができるのか、できないのか。
日本人は優秀なのか無能なのか。
私の言っていることは正しいのか間違っているのか。

この様に考えてしまうことが多いですよね。

多元論とは

「色々な考え方があるよね」という姿勢

善にも悪にも色々あるよね、男女だけじゃなく色々あるよね、イケメンかイケメンじゃないかで二分されるだけじゃなく、色々なカッコ良さもあるよね、逆にいろんなブスさもあるよねという考え方。

良い人も悪いことをすることがあるし、悪い人も良いことをすることがある。

白か黒かの間に無限のグラデーションがある

二元論は悪いことではな

二元論は物事を伝えるときにとても良い方法です。
はっきりした物言いができるのが二元論ですからね。

今回お伝えしたいのは

思考のプロセスに多元論的な思考を必ず入れてください

ということ

例えば・・・

誰かにアドバイスをするときに「絶対こうするべきだよ」と二元論で伝える前に「相手はどんな正義を持っているか」を考えてみるべきです。
自分の会社の使えない上司を思考停止で批判する前に、もしその使えない上司の考え方が会社を良くするのだとしたら、「なぜこの上司はこう考えるのだろうか」と

相手の立場でガッツリ思考してみる

相手の正義で考えてみてください

どうすれば二元論的な発想から抜け出せるのか?

二元論的な発想しかできない人には1つの共通点があります。

いつまでも同じ環境にいること

異なる価値観・新しい情報・体験に積極的に触れていかなければ

自分の考え方・価値観が凝り固まる

新しい刺激のない場所・同じ人間関係で同じ様な仕事をしている人ほど、多元論的な考え方はできません。

新しい刺激を受け続けてください

自分が体験しないといけません

本や動画を見てわかった気になるのはNG

年齢と共に興味があるものが無くなっていきます。

それが老いです

自分が嫌だなと思うことを思い切ってやってみてください。
普段やらないスポーツにチャレンジしてみたり、流行っているゲームをやってみたり

体験することでしか学べないことがあります

二元論的な発想から抜け出すために

小さなことでいいので、まずは新しいことをやってみてください

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