娘がミニコーチになった話
今日は久しぶりにプライベートの子育て話をしようかと思います。
我が家には小学校4年生の長女と小学校1年生の次女の2人の子供がいます。
家族にとってのコーチになる
よく、コーチ仲間とのおしゃべりの中で話題になるのですが、家族に対してコーチ的なスタンスで関わることってとても難しいよね、という話をします。
相手がどのような発言をしてもまずは受け止める
本人の成長を信じて待つ
そんな関わりができたらいいな、と思うのですが、お恥ずかしい話、やはり我が子となると冷静にいられないことがあったり、ついつい余計な口出しをしてしまう事もあり反省の日々です。
それでも意識している点
娘たちにとってのコーチになることに難しさを感じながらも、コーチングを学んで以来、常に意識していることの一つに
「娘の思っている事、考えている事には最後まで耳を貸す(どんなにその内容に同意できなくても)」という点があります。
私と喧嘩をしてイライラの雰囲気の時でも
「ママは最後まで話を聴くから、今思っていることを話していいよ」とか
姉妹喧嘩の時にも娘一人一人と小部屋に入り
「嫌だったこと、悲しかったことママに聞かせて」とか
表情がくもった時には
「どうしたの?嫌な事あったら全部ママが話を聴くよ」
といった声掛けで、「娘が何でも自由に話せる機会」を今までずっと作ってきました。こうした関わりを持つことで、いつか多感なお年頃、思春期を迎えた時にも、本当に困ったことや悩むことがあっても、私に相談できる(それが理想)もしくは誰かほかの人にちゃんと話をできる習慣がついてくれるといいなと思っていました。
意外な収穫
このような関わり方をすることで、今すぐに何かを期待していたわけではなかったのですが、先日のこと…
私にあることで叱られた次女が、落ち込んでグズグズしていた時の話…
長女がそんな状況を見かねて妹にこんな声掛けをしていたのです。
「どうしたの?嫌なことがあったの?お姉ちゃんが話を聴いてあげるからあっちの部屋でゆっくり話す?」と…。
私はこの声掛けにとても感動し、
うちの娘がミニコーチをやっているーーー!ととても嬉しくなりました。
自分の想いをちゃんと聴いてもらう経験をしたことがある人は、他者の想いにもちゃんと耳を傾けてあげることができるようになるのだな、それは大人だけでなく、小学生でもできるようになるのだな…と。
背中を見せるって大事
娘に「相手の話を聴いてあげましょう」という教育は特にしたことがありません。もちろん学校で嫌なことがあったり、他のお友達に批判的な意見を持った娘には、「もしかすると本当は●●●なのかもよ」など、出来るだけ物事を違う視点でも見られるような声掛けをするようにしていますが、
そんな声掛けよりも、親が背中を見せることがなによりの教育なのかな…と言う事を改めて実感するともに、いつも背中を見られているという事実に身の引き締まる思いを持った、そんな出来事となりました。
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