コーチの皆さん、コーチをつけていますか？

コーチになりたての方とお話をしていると、ご自身にコーチをつけていらっしゃらない方が多いことに驚いています。
理由を聞いてみると、まず一番多いのが
「相互セッションや相互練習でたくさんコーチングを受けているから」
そしてその次が
「セッション料金が高いから」
というのが主な理由です。
一方で、コーチングによる効果はすごいものだ、と言うことは理解している、と言います。

まず初めに…

「これからコーチとしてクライアントからお金をいただく」を考えている立場であるならば、盛大にツッコミを入れさせていただきたい…

「買ったこともない商品を売ることができますか？」

本気で「買おう」（つまりこれにお金を使ってみよう）と思って初めて、どんな視点でコーチを選ぶのか、どうしてこのコーチにしようと思ったのか。
そして商品を購入して、使ってみて初めて、使用者はどんな気持ちになるのか、が分かるのです。
まずは顧客側の気持ちになって見る。これが基本その１です。

コーチングとは自己投資である

コーチングとは自己投資そのものなのですが、そもそも「投資」とは何でしょうか？
投資とは：「将来利益となって戻ってくるであろう事（事柄）に、今持っているお金やその他のリソースを使うこと」です。
つまり、自己投資とは将来の自分にベット（賭け）するという事です。
投資金額が大きければ大きいほど、将来戻ってくる金額も当然大きくなります。いま自分に投資する金額は、未来の自分への期待額なのです。
今の自分に投資ができない人は、未来の自分に自信がない、もしくは利益を増やして返すことができないと思っているのではないでしょうか？

コーチングの金額は覚悟の金額

数万円するコーチングと数千円のコーチングとの違いは何だと思いますか？
それはまず第一にクライアントの覚悟です。数万円を払おうというクライアントは自分への向き合い方、そしてこれから自分が起こしていく変化への覚悟が違います。だからそこで受けた1時間のセッションでの経験を必ずその先に活かして回収するつもりでセッションに臨みます。

よく「コーチはクライアントの鏡」と言いますが、
覚悟をもったクライアントを伴走するコーチもまた、同じ覚悟でクライアントを受け止めているのです。
（※戦略的背景で無償コーチングを提供しているコーチの場合を除きます）

もし、あなたがいまだプロコーチのコーチングを受けたことがないのであれば、ぜひ1度でも構いません。高額セッションを受けてみることをお勧めします。

その時初めて
クライアントはどんな方法でコーチを探すのか
クライアントはどんな気持ちでセッションに臨むのか
クライアントはセッションに何を求めているのか
その真意を知ることが出来るでしょう。