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ふうふ

ママはふたりもいらない


以前、ある本で目にしたときに
わたしは夫に『ママ』になることを求めていたんだな…と気付けた言葉。

母親のわたしがおもう優先順位
母親のわたしがしているお世話方法
母親のわたしが気づくささいな子どもの様子

母親のわたしがしていることが
子どもたちも落ち着くんだから、
母親のわたしの考えが正しいんだから
父親のあなたは全てを察して
子どもたちにとっての最善をすべきよ

…これまで言葉にしたことがなかったけど
言葉の強弱の違いはあれどこんなことを
あたりまえにあたまや心にしのばせてた
( しのばせてる、かな。まだ )


子どもを産んで母になってから
夫の行動ひとつ一つにぐちぐち文句をつけていた

いま振り返ると、
夫よ よく乗り越えたなあ(涙)と労いたくなるほど
だいたい敵意を向けていたとおもう

でもわたしもつらかった
深く傷ついた言葉は今もそこにある


と、つらかったバナシは書ききれないほど
あるので今回はこれにておわり

冒頭の、ママはふたりもいらない
という言葉で夫は夫でいいのかもと
少し視野がひろくなったのだけど

もっともっと今大事にしている言葉に
今年出会ったのだ

夫婦は二人分の人生を経験できる

初めて耳にしたときはしっくりこなかったけど
少しずつわたしのなかに浸透してきてる
結果、夫に対する敵意がグンとさがった

夫のぐちはきっとたくさん出てくる。笑
でも、最近は素敵で尊敬するところも出てくるようになった
ひとつ例を挙げるのなら…
週末子どもたちの上履き洗いを担当する!と
言い出して実行しているところ

それだけでもすごいと思うのだけど
もっと重要なのはこれ。
「上履きを洗いながら、こんなに汚れるほど歩いたんだなあ…と思いを馳せるよ」
とサラッと口に出したっ!

なにそれ。
3足も上履き洗いながらそんなこと想えない

…この小さな出来事でふたつの人生を経験してる

産後のガルガル期をやっと抜け出せたから
夫に優しさを向けられるようになったのかもしれない

でも、わたしはこの言葉に出会ってほんとうに感謝してる


もちろん離婚を否定するつもりはない
わたしの母はシングルマザーだもの
結婚にしばられるのは違うとおもっている

でもね、もういつだって離婚してやるっ!と
フガフガしていた過去の自分からは想像できないほど
荒れ地が草原になってきてる(例えかたのクセ)

夫婦もいいもんだな、と思えるようになった
結婚9年目、母親7年目のわたしです

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