見出し画像

なぜいつまで経っても満足できないのか?

振り返ってみると、夢がたくさん叶ってきている。


色々豊かさとは程遠い若い頃
とにかくその現状から抜け出したくて
今では割と知られている「新月のお願い」なども欠かさずやってきた。


自分のこうなりたいを
狂気の沙汰とも言えるボリュームで
無印のA5ノートに書き綴り(暇かっ)
それが何冊にもなったりもした。


あれから20年近く経って
そのノートを開いてみると
驚くことにほぼ叶っている。


あれもこれも、こんなことまで?


なのになんでだろう?
あの頃と全く欠乏感は変わらない。



私は〇〇ができてない。
私は〇〇がない。


足るを知るとは程遠い人生を歩んでいるようだ。

こんなに欲しかったものを手にしているのに
欠乏感は一体なんなんだろうか?


私は7月から自分改革を始めていて
コツコツそれが実は続いている。
とりあえず年末までは続ける予定だが
その間に色々と自分の無意識からのメッセージが届いて
モヤモヤが止まらない。


クーラーでくしゃみも鼻水も止まらない。
ついでにロマンティックも止まらない。


色々とあるのだけど
一番大きいのは「現状に満足できない」という病。
満ちているという感覚を
自分に許してないようだ。


あの頃と比べて
こんなにいろんなものを手にしているのに
こんなに環境が整っているのに
なぜか心に穴が空いているような
そんな感覚。



きっかけは請求書だった。
仕事の請求書を出すときに
ちょっといつもよりは高額な請求書だったのもあり
先方にそれを送付するときに
ざわざわが止まらなかった。



なんだこれ。



脳裏にちらつくいろんな単語を
目の前のメモに書き出しては
自分の問題を抽出しようと試みる。



色々とコネコネと考えていて
一つの仮説に辿り着いた。



こんな仕事で、こんなに高額に請求してごめんなさい


あろうことかこんなことが自分から出てきた。
どういうことだろう?
いつも最善は尽くしている。
仕事においての誇りも忘れてない
なんなら私に依頼できてよかったですね
くらい思っていると認識していたが・・・


いや、努力はしてきてる。
中途半端なものも提供してない。
私は仕事に対しては誠実なんだ。
なんだこれはー!!!!!



色々と掘り下げてみると
ほんっとに書くのも嫌だし
カミングアウトするのも恥ずかしすぎるのだが
こんなことに気づいた。


私にはまだまだ伸び代があって
こんなもんじゃないよ?私の実力。
みたいな思いがあって


だから、まだまだ成長過程で
こんな高額をもらって申し訳ない。
そう無意識が判断したようだ。


いやいや、そんなことはないよ。
十分ベテランだよ、私。



しっかり打ち合わせたし、
時間かけて熟考して提案したものだし
出来としてハナマル⭕️
クライアントも喜んでくれている。


のに、こんなことを思う始末。
なぜこんなことを思ってしまったのか?



現実、自分の稼いでいる金額に全く満足してなくて
今自分の能力の結晶の最高が
この金額であることを認めたくなく
いやいや私が本気出したらこんなもんじゃないっす、
っていう厨二病みたいな逃避をしてたのだった。
つまり現在を生きてない。受け入れてない。


受け入れてしまうと
自分の稼ぎ=役に立っている度
(私の中では役に立ってないと思う額)
を認めることになる。


過度な自分への期待。
はずかし〜



今の現実が悲しすぎて
自分の不甲斐なさに悲しすぎて
今の自分を成長過程だとして
そんな私の仕事に大金をいただくのは申し訳なさすぎる
とそんなふうに潜在意識は思っていたようなのだ。



としたら、なぜ私は現状満足をしようとしてないのか?



稼いでいる金額が思ったようなものじゃないから?


仕事の成果=お金
役に立ってる度=お金


みたいなことを思っているからかもしれない。
これに満足してしまったら
私の限界はここで、成長点を見つけられない
そんな恐怖もあったのかもしれない。


かつて仕事を教えてもらった人から

現状維持は衰退
成長しない人間は愚かである
成長が通常

みたいなことを言われて
現状を受け入れるってこと
自分を認めることが「満足して成長と止めることになる」と
どうやらくっつけてしまったらしい。



どんだけ怠惰思考なんだろうか。



そもそも私は目標設定というものが苦手この上ない。
小さな目標も立てずに
自分がしてきたことを振り返らずに
進んできた。


その結果がこれだ。


自己肯定が全くできてない。
自己承認も全くできてない。



これまで手に入れてきたことは?と聞かれても
特にないです、とか言っちゃう
とても失礼な人間なのだ。



こうなりたいも具体的に掲げずに生きてきた。
それをすることは
自分の好きや、なりたいを押し通す
わがままで我欲に塗れた人間のすることだとも思っていたからだ。



いろんなことが交錯している。



そう、私は自分勝手になるのが嫌すぎて
成長を止めたくなくて
現状に満足することを否定し
空虚感を生きてきたのだ。



大きな成功は
小さな成功を積み重ねたその後に訪れる。


小さな成功を認めることを忘れてしまった私が
ぽっかり胸に穴が空いているのは納得だ。



今の所はここまでわかった。
じゃ、どうしたらいいか?はまだ見つかってない。



振り返って
自分が手にしていることを
どうやって手に入れてきたか?を整理したり
まずはここからだな。



疑うポイントとしては
・お金と自分の価値をべっとりくっつけてしまってること



うーん。
明日また考えよう・・・


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?