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褒める、けなすの前にまずは○○だろっ!!

ちょこちょこいろんなところで
私は「褒められるのがあまり好きではない」
と公言していた。


が先程、気づいたことがある。


私は褒められるのが嫌なのではなく
理解のない「褒め言葉」や「賞賛」が
いらないと思っているんだとわかった。


褒められるのが嫌だ、と
言葉にはしてたけど、なんだかこれって
自分の中では違う気がしていて
褒められたら嬉しいこともあるよな〜
なんて裏腹な自分の気持ちもどこかに抱えて
言葉を発することに違和感を覚えていた。


たぶん、褒められるのはあまり好きではないと
顕在意識がキャッチしてから多分数年が経っていると思う。


うまく説明のできない私は
この言葉だけを発して、
きっと多くの誤解を受けたとも思う。


せしぼんって、なんだか怖いね。
褒められるのが嫌なんて変わってるよね。
褒められるのが嫌な人間なんているの?
褒められたら嬉しいでしょ?


実際にそういう言葉を投げかけられることもあって
そうだと思うところもあれば
違うんだよな。って思うところもあって
でもそれに、なかなかマッチした言葉をあてがうことができず
ぼんやりと頭の隅に
「私は褒められるのが好きではない(と思う)」として
ポツンと置いていた。


そうこうしていると
さっき、褒めるけなすの前にはまず理解だろ!
と言っている人がいて
あ!これだわ。私が欲しかったのは。


って口溶けの良いアイスクリームが
すいっと私の喉を通るか如く入ってきた。


理解のない賞賛や、褒め言葉は
その人の物差しでしかないし
その人の持っている「価値観」でしかない。
その褒め言葉には「わたし」が
存在してないように感じたし
一方的にその人の「好み」をぶつけられているようにも
感じて「褒めテロ」だとも思った。


自分がいいと思ったからいいね!
自分が良くないと思ったからダメ!


理解のない評価には
ほんとにがっかりすることが多くて
そうか、私は甲乙をつける前に
一旦味わうという理解を
通して欲しかったんだとわかった。


しっかりと味わってもらった後に
どんなにダメ出しをされたとしても
私は凹むどころか、嬉しいことだってある。


意見を言う前に
できる限りの味見(理解)をして欲しかったんだ。
と自分の「欲求」にたどり着いた。


でも、もう自分の欲求が明確になったので
ここに対してそこまでの執着はない。


理解してくれている褒め言葉は
「ありがとう」と素直に受け取るし
理解のない評価に関しては
「ああそうですか」と言う反応になるだろう。


自分の中で
行き先に決まってない反応があると
本当に感情が動きまくって
私にアラートを鳴らしてきてうるさい。


ずっと出しっぱなしだった
わたしの「褒められる」に関しての諸々は
やっと私の心のクローゼットに
収納されることとなった。


ぷひ〜


そうか、これだったか。と
もう夕食の支度をしなければならないのに
わんこが横で鳴いているのに
せっせとこれを書いている私は
ほんとに幸せもんだよなーと
ふつふつと感じているのです。

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