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【3分で読める】市場価値を高める考え方「100万人に一人のキャリア」

今回は市場価値を高めるために、キャリアに関してのお話。
市場価値が高いというのは、市場で欲されていて需要度が高く、供給が少ない希少性が高い存在であるということ。

元リクルートの藤原和博さんが提唱されている考え方で、突出した才能もない普通のサラリーマンであったとしても『キャリアのかけ算』で、希少価値のある人材になれることを提言されています。

■まずは100人に1人を目指す

新人はまず、100人に1人を目指し、その後、別の分野で100人に1人、さらに別分野で100人に1人になると…

100分の1×100分の1×100分の1で
100万人に一人の存在になる
という考え方です。

ではまず、100人に一人になるにはどうすればいいか。
これは「1万時間の法則」というものがあります。

■1万時間の法則とは

1つの仕事をマスターするのに、人間は一般的に1万時間かかると言われています。どの国でも義務教育がだいたい10年。時間にして1万時間。

逆に、1万時間取り組めば誰でもその仕事をマスターできるから、その分野で100人に1人くらいの希少性は得られることになる、というもの。

個人的には、1万時間という「時間」よりも、今は1万時間でつくる「成果」だと思います。

新卒で一斉にスタートして同じ時間を過ごしても、差が大きくできるのと同じで、時間を過ごしてスキルを磨くことも重要ですが、そこで「100人に一人」の価値をつくれる地位・実績を確立すること。

今月、今回、たまたま100人中1位になりました。ではなく、どんな時も100人に一人だと誇れる存在かどうか。

また、それは同期で見て、ではなく、社会人なので全社会人において100人に一人か。

■次に他分野で100人に一人になる

ビジネスも短サイクル化して先行きが不透明で、一つのスキルで何十年も市場で欲され続けることは困難な今の時代。
100人に一人になれたなら、次に離れた分野で100人に一人を目指すこと。

商材Aの営業で100人に一人になって、商材Bで100人に一人になって、というのは同じ「営業」という仕事での100人に一人なので、そこまで自分の存在価値の幅は広がらないです。

マネジメント、企画、マーケティング等々、なるべく別分野に次の一歩を踏み出す。そこでも1万時間の法則で100人に一人の存在になる。

それを3回繰り返すと、希少価値の高い100万人に一人の人材。という考え方です。

オリンピック選手のように一つのキャリア・分野で突き抜けなくとも、まずは100人に一人を目指し、次の一歩を踏み出していくと、3つのスキルが一定以上にできる存在になることができます。

1つ目の職種、2つ目の職種、3つ目の職種を頂点として三角形を作ると、この1~3つ目が離れていればいる職種ほど、大きな三角形のキャリア(存在)となり、近ければ近いほど、小さな三角形になる。

大きなキャリアをつくるためには、ある程度の立ち位置まで来たら、挑戦を続けなければ、市場価値は上がらないということ。

逆に中途半端に色々なことに挑戦しても意味はなく、まずはその分野において、誰からも認められるくらいの存在になること。

高い頂点を3つつくるキャリア
そのためにまず選んだ道で、高い価値が出せる存在になる。

やって結果を出して挑戦し続けること。
こんな世界観を考えると、今よりもう少し先のキャリアも描けると思います。

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