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人望のあるリーダーになる方法【他人力のリーダーシップ】

他人を自らの意思で動かすのが「他人力」。リーダーに本当に必要なのはこの能力でありこの力を会得してこそ、究極のリーダー。
あなたにはこの「他人力」がありますか?
ということで今回は「他人力のリーダーシップ論」という本から。

組織やチームは「足し算」ではなく、「掛け算」になってこそ力を発揮。

【20名の組織の場合】
足し算:1名+1名+・・・=20の力
掛け算:20名×〇倍=数十・数百の力

大きな成果を成すため、掛け算を生むためには「他人の力」をうまく活用することが大事。

他人力とは

他人力とは、人を通じて人を動かし、結果を出す力
部下の力、上司の力、他チーム・他部署の力を巻き込むのも他人力。

自分力とは、個人の知識や経験を活かしてでできる成果。
「自分力」への欲求や、それが高い人は多いと思います。

「情理と合理」「感情と勘定」

他人力を高めるために、理解をしておくポイントの一つが、「人は論理で説得され、利益と感情で動く」ということ。

人は動くときに「感情」(相手への想い)と「勘定」(利益があるか)が原動力。「利益があるときだけ人が動いてくれる」というのは持続性のない短期的な関係。

感情勘定の両方をバランスよく活用し、周りと協働することがポイント。


また、「やらされている感」か「やりたい感」で相手が動いているかは成果も大きく異なります。

他人力が互いにあれば欠点を誰かに補ってもらい、相互に短所を補い合う、相互補完機能があるチームが本当のチームワーク。
そのためには互いの長所を認め、理解しあっている関係が必要。

チームワークの良くない集団は、他人のアラ探しばかりしている。
能力の高い人・基準の高い人ほど、他人のできていないところに目が行きがちだが、自分の短所や相手の長所を理解し、相互補完の関係をつくる。

長所をみつけることがうまい人は、他人を巻き込むのがうまい(=他人力が高い)

「魅力的な人がいない」「あの人は魅力的ではない」というのは自分に足りないこと、相手の強みを見てない・相手を使いこなせていないだけ。
(褒める、信頼・信用、畏敬、自己重要感)

ギブ・アンド・ギブン

「ギブ(与える)・アンド・テイク(取る)」ではなく「ギブ(与える)・アンド・ギブン(与えられる)」

返報性や「情けは人のためならず」と同じく、何か見返りを求めずに与えていたら、いつか自分に返ってくる。(すぐの見返りは求めない)
それは徳をつむことと同じ。(≒特に誰も見てないところで善い行いをする)

相手からやらされ感ではなく、自ら「やってあげたいな」と思われること。そのためにはまずは自らのギブから始める。

コミュニケーション10か条

普段のコミュニケーションの中で他人力を上げるための10ヶ条が以下です。

と、本書からいくつか抜粋すると、上記のようなことが内容が書かれていますが、私自身もできてないことが多く、改めてやらねばなと痛感してます。

掛け算の組織をつくるためにも他人力を高め、「互いに一緒の組織にいることで、より大きな力が発揮できたね」という関係づくりで、大きな成果を生みましょう!

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