80年の時を超えて明かされる謎 ドラマ「シカゴ・タイプライター ~時を越えてきみを想う~」 #566
わたしには、子どもの頃からよく見る夢がありました。あ、将来の希望という意味の「夢」ではなく、眠っているときに見る「夢」の方です。
壁も床も石造りの、薄暗い部屋。すごく汗をかいていて、右手に何かを握っていて、床に三角座りをしている。扉の向こう、廊下の奥の方から靴音が聞こえてきて、「逃げなきゃ!」と思うこともあれば、扉が開くのを待っていることもあります。
15年くらい前、前世がみえるという先生に会いに行ったことがあり、そこでこの夢のことを聞いてみました。
「あーー……。新聞