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1000日チャレンジ:書評

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1000日チャレンジで書いている「本」のコラムです。 ビジネスパーソンにおすすめの小説、ノンフィクション、語学の本多め。
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#ファンタジー小説

カラスの国家のあり方に衝撃 『楽園の烏』 #509

世界を、上から見るか、下から見るか。 それによって、見え方は大きく違うのではないでしょう…

mame
3年前

カラスたちの恋はせつない色でいっぱい  『烏百花 蛍の章 八咫烏外伝』 #508

「女」という性は、八咫烏の世界でも便利に使い捨てられてしまうのか。 6巻編成の第一部が完…

mame
3年前
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“山内”の存亡をかけた「インデペンデンス・デイ」な戦いに泣く 『弥栄の烏』 #507

長いシリーズほど、「終わり方」は難しいもの。韓国ドラマだって長ーい話ほど、うまく終わらせ…

mame
3年前
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村祭りに秘められた伝統の残酷さ 『玉依姫』 #506

『古事記』や『日本書紀』などの日本神話には多くの女神が登場します。その中のひとり「玉依姫…

mame
3年前
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青春は苦いを実感する“学園もの” 『空棺の烏』 #505

阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」のおもしろいところは、新しい巻を読む度、展開がガラリと変…

mame
3年前
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事件発生! 漫才コンビは「山内」を救えるか!?『黄金の烏』 #504

ファンタジー小説といえども、あまりにも現実世界とかけ離れていると、のめり込むのが難しいも…

mame
3年前
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うつけとマヌケの名コンビ誕生 『烏は主を選ばない』 #503

会社員生活をうまく乗りこなすには、どの「綱」を握るか見極めることが大切といわれてきました。『課長 島耕作』にもそんなシーンがありましたね。 わたしは長くフリーで仕事をしていたので、「どの綱」も「あの綱」もなかった……。そしていま勤めている会社には、いわゆる「派閥」というものがないので、正直あんまりピンと来ません。 いまでもそんなことやってる会社ってあるのだろうか……と思ったら。『半沢直樹』には凄惨な派閥争いが描かれていて、驚きました。 八咫烏の一族が支配する異世界「山内

八咫烏のお妃選びは謀略だらけ 『烏に単は似合わない』 #502

ファンタジー小説というと、物語が長くて巻数も多いし大変という方もいますよね。でも、始まっ…

mame
3年前
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光を愛する少女と、闇に惹かれる少年の交流が織りなす世界の運命 『空色勾玉』 #501

「隣の芝生は青い」とはよくいったもので、人は自分にないものに憧れてしまう生き物です。 日…

mame
3年前
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雅な時代の探偵ホームズとワトソンくんに学ぶ人間の業 『陰陽師』 #500

この記事は、個人ブログに移しました。ご了承ください。よかったら、こちらのリンクからご覧く…

mame
3年前
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鬼の芽を宿す少女と、摘む小鬼との愛と絆の物語 『千年鬼』 #499

日々の生活の中で、心の中にはいろんなものが溜まってしまいます。プラスに働いてくれるものな…

mame
3年前
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素直さだけがとりえの少年が出会った“普通”じゃない人々 『妖怪アパートの幽雅な日…

現代人に必要なのは、「避難場所」ではないのかな。 仕事はもちろん、学業や、家族や、もろも…

mame
3年前
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とぼけた味の妖たちが大活躍 『しゃばけ』 #497

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mame
3年前
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