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Amazonで自分の本を世界に届けるために大切にしたい2つのこと

こんにちは。339PLANNINGのこんちゃんです。

339出版こぼれ話ではKindle出版のはじめ方や、実際にやってみてわかったこと、困ったこと、解決する方法などをお伝えしていきます。

■Amazonを使えば誰でも世界中で本を出版できる

さてさて、ある程度本の用語を理解したところで、KDPヘルプページに戻ってみましょう。

最初にKDPヘルプページを一言でいうと「各国のAmazonで出版できる本の作り方が書いてあるページ」です。

そしてここで最初のポイントは"各国の"というところ。
Amazonはアメリカの企業ですが、国別にURLを変えて通販サイトを運営しています。

アメリカ→Amazon.com
日本→Amazon.co.jp
イギリス→Amazon.co.uk
ドイツ→Amazon.co.de

などこの他にも各国で販売サイトのURLが異なります。
この販売する各国のサイトをAmazonでは「マーケットプレイス」と呼びます。
そして一つの「マーケットプレイス」で本を出版すると、他のすべての国で購入することが可能になります。
これまで339BOOKSの本もヨーロッパやアメリカなどでも購入いただいています。

この世界中で販売できるということがKDPの大きな特徴です。

■本の言語と主なマーケットプレイス

Kindle出版をはじめるときに決める大切なこととして「本の言語」「主なマーケットプレイス」というのを決めます。
本の言語というのは"何語で書かれた本か"ということです。339BOOKSの場合は日本語です。
主なマーケットプレイスは「どこの国のAmazonをメインにして本を販売しますか?」という意味です。

マーケットプレイスの選択
言語の選択

この「主なマーケットプレイス」と「本の言語」の選択で出版できる本の仕様が変わります。

現在(2023年9月現在)日本で販売できる本の形式は

  • ペーパーバック(紙の本)

    • 本文の紙は主に3種類:カラー、モノクロ(白)、モノクロ(クリーム)

    • 表紙は光沢あり、なしの2種類(カラー)

  • Kindle

そしてアップロードするファイル形式も言語によって異なります

  • ペーパーバック

    • 日本語はPDFのみ。

  • Kindle

    • Word(doc、docx)、EPUB、MOBI(固定レイアウトのみ)

※Kindleのレイアウトについては今後詳しく解説するので、今はそういう物があるんだ〜くらいに思っていてください。

Amazonの本社があるアメリカではハードカバーの本の出版などもできますが、日本はまだ対応していません。
しかし、これまでもアメリカで出版可能になってから一定の期間を経て日本でも出版可能になるという流れなので、日本国内でもハードカバーの出版が可能になると予想されています。

これらはKDPヘルプページ内の「本のフォーマット」の項目に記載されているのですが、表紙、本文、印刷の各ページに「日本語は未対応」「Amazon.co.jpは未対応」「〇〇語のみ対応=日本語以外」の対応している言語が書かれている=日本語は対応していないなど、言語対応の表現が違うんです。最初はこの記載されている内容を一つずつ読み解いて理解するまでにすごく時間がかかりました……

参考までにペーパーバック、Kindleの本のフォーマットに関するヘルプページを記載しておきます。

Kindle出版は「書かれている本の言語」「どこの国のマーケットプレイスをメインに出版するか」という2つの軸で本の仕様が決まって進んでいくということをぜひ覚えておいてください。

次回に続く。

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