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「たった一度の成功」から得たこと(その1)

皆さまこんにちは。

私は過去剣道をしていました。

とても弱かったのですがたった一度だけ、市民大会で優勝したことがあります。

私にとって「成功体験」というのはほとんどなく、この優勝しか思い浮かびません(あとは、あえて言えば入試でしょうか)。

こうしてnoteで、「優勝ができた要因ってなんだろう」と振り返ってみると、いくつかの出来事があったんだと思い出されました。思い出させてくださったnoteには感謝です。

優勝ができた要因について今回はお話します。

ドッヂボールの標的でした

幼少期は本当に運動能力が低く、徒競走はビリが当たり前。
縄跳びもできず跳び箱もできずドッヂボールも最初の標的となり、外野にいてもボールを渡してもらえない子どもでした。

典型的な弱虫でした。

なので剣道を始めても棒(竹刀)を振ることに四苦八苦していたのかもしれません。
2年生になってから試合をやったように記憶していますが一度も勝った記憶がありません。
声も小さくて、「大きい声を出せ!」と先生に言われ、30分以上声出しだけの練習をさせられたこともありました。

でも続けていくうちに何らかの能力が上がったのかもしれません。
小学5年生だったか、徒競走で初めてビリを脱出しました(6人中5位)。
同じく5年生の市民剣道大会で突然3位になり、6年生のときに優勝しました。
徒競走では6人中4位になり、跳び箱も何かコツをつかんだのか、それまでまったく跳べなかったのが、クラスでいちばん高い段を飛び越えられるまでになりました。

練習を休まなかった

なぜ優勝までできたのか。理由はいくつかありますが、ひとつ言えることは「休まなかった」ことです。

もちろんカゼを引いたら休みましたが、他は行きました。風邪をひきやすい子どもだったので皆勤賞は取れませんでしたが、「休みが年に5日以内」ならもらえる「努力賞」は毎年もらっていました。

剣道はきつかったので、帰宅したら下痢するのはもう当たり前のことでした。でも、だからといって「次は行かない」とは思いませんでした。

当時は、「練習があるのだから、行くのが当たり前」ぐらいにしか思っていなかったのですが、よくよく振り返ってみれば、雨天時には必ず車で迎えに来る父の存在、そして帰宅は9時を大幅に過ぎるのに必ずその時間に食事を用意する母の存在があったから、休もうという気も起きなかったように感じます。

よく、スポーツ教室では館長や先生の子どもが強かったりします。それは特別な指導を受けているというわけではなく、館長の子どもゆえ一緒に参加する。つまり、出席するのが当たり前だから。最近になってそれに気づきました。

続けていれば必ず芽が出ます

でも、なぜ休まないと強くなるのでしょう。

別に「休みの多いあいつに負けてたまるか」と思ったことはありません。

ただ、出席を続けることでふとした瞬間に「これか?」と感じる出来事が訪れる。それが他の人より少し早くやってくるのではないか。今のところそれしか理由は考えられません。

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子どものうちは体力にも個人差がかなりあります。だから小さいうちはなにをしてもうまくいかないという子どももいると思います。

それが私でした。

だからこそ、今は勝てない子どもがいたとしたら、「大丈夫。休まず続けよう」と訴えたいと思っています。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。