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電車では読めない(涙が出る)本7冊

今は外へ出ればマスクを着用する生活ですので、(声さえ出さなければ)どんなに笑える本でも読む事ができます。

しかし、涙が出てくる本は、マスクとは関係ありません。

私、感情が冷めちゃっているのか分かりませんが、そんなに本を読んで涙することはないのです。それでも「あっ、これはヤバい」と思った本がいくつかあります。

諦めない力(佐藤信夫)

 浅田真央選手ら多数のフィギュアスケーターを指導してきた方による指導論。常にあたたかい目線を選手に注ぐ文が泣けます。と同時に、「もう自分は選手ではなく、指導者目線の年齢になったのだ」と自覚した一冊でもあります。


かがみの孤城(辻村深月)

 ロング&ベストセラー本なのでご存知の方も多いと思いますが。
 相当分厚い本なので気合を入れて読み始めましたが、読んでよかったと思うラストです。すごくよく出来ているストーリー。こんな物語が書ける頭脳をうらやましく思いました。


母さんの「あおいくま」(コロッケ)

 母のやさしさを感じ、泣けてきました。


修羅場の極意(佐藤優)

 元外交官で外務省のラスプーチンの異名をとった方。今は作家としてたくさんの著書を出しています。ほとんどがすごいディープな話なのですが、西原理恵子氏との対談部分は、ものすごい強いメッセージでの激励が突如出てきて、泣けてきました。


そして父になる

 映画にもなった話ですのでストーリーも知られていると思います。複雑な思いを経て出した結論に泣けてきます。


お迎えに上がりました(竹林七草)

 表紙はマンガチックなのでひょうきんなストーリーかと思いましたし最初のうちはキャラクターがそれっぽかったのですが、読み進めていくうちに涙なしには読めなくなりました。人にはそれぞれ「死んでも死に切れない」理由がある。それを見事に表現しています。


世界でいちばん幸せな男

これは強烈な本です。

 もう30ページを超えたあたりから壮絶すぎるストーリーが始まり嗚咽しそうになりますが、修羅場を切り抜けてきた筆者が送るエールにもう一度涙。違う感慨で2度3度泣けます。101歳になって「今がいちばん幸せ」と言い切れる。元気で長生きはしなければならない。そう思わされます。

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