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卒業式で思い出す昔の事

わが子の卒業式を見て来ました。

式が終わった後の校舎内、生徒たちがワイワイしている空間の中で私もその同じ空間にいました。少しの間、いつもの大人の空間と違う場にいることができ、少しですが気分も変わった感覚がしました。



私自身の卒業式、何をしたのかほとんど覚えてないです。

小学6年の時は、級友が泣いて黒板に拳を叩きつけているのを見て「なんで?」と傍観していました。

中学3年の時は、転校した関係でその学校に1年しかいなかったため、あまり思い入れがないまま卒業しました。周りはとても優しい人ばかりでした。今思い返せば、3年間いたい学校でした。

高校の時は特に自分の事が大嫌いな時期で「早く自分を変えたい」と思っていたので、「これで環境が変わるんだ」とホッとした事しか覚えてないです。

ちょっとだけ寂しさを感じたのは大学を出た時だけかなぁ…

先日、数カ月ぶりの出張で、早朝に都内の駅を通りました。徹夜で飲みあかし、語りあかした、大学の卒業式を終えたと思われるグループが駅のホームにいました。
そのグループと一緒に、山手線に乗りました。
ひとり電車を降り、またひとり電車を降り、渋谷を過ぎてついにひとりになり、最後のひとりは目黒で降りていきました。

ひとりずつ電車を降りていく時のさみしさ、自分のことのように思ってしまいそうでした。


ただ、どのステージでもですが、卒業した時の仲間とは全く会う事はないです。呼ばれる事もないし、呼んで集まりたいとも思っていません。集まれば昔話になるに決まってますが、「昔」には全く良い印象がないので振り返りたくないし掘り返されたくもない。そんな事に時間を使って酔いつぶれるくらいなら、今やっている仕事を少しでも前に進めて少しでも利益が出せるように、解雇されないように踏ん張らなければ、というのが現実です。

今は目の前の生活を乗り切らなければならない。乗り切る事で精いっぱいです。


ただ、もし呼ばれて参加するとすれば、私の場合は大学の仲間です。掘り返されるような「闇」もほぼないから。考え方も変わっていった時期だったのかもしれません。


子どもの卒業式の日は夜7時に食事もとらずに寝てしまいましたが翌朝まで起きる事なく。
半日寝てました。疲れてたのかナ。


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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。