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もう一度行きたい、宮古島の強烈感

 みなさまこんにちは。これからは、少し「旅」の思い出も綴ってみたいと思います。
 6月になると思い出すのは、沖縄のこと。もう7〜8年前になるが、私の人生上最西端となる地・宮古島に行ってきた。異質だなぁと思ったことがいくつかあり、強烈な思い出として残っている。

湿度100%の暑さ


 とにかく暑かった。15年ほど前の6月に那覇に行ったことがあり(なぜかたまたま6月だった)、そのときも暑かったが、これは南国ならではの強烈な日差しによるもの。
 一方、宮古島のほうだが、湿度100%の「モワッ」とした暑さ。これが強烈で、レンタカーで窓を全開にしても暑い風しか来ない。車を停めても暑い、動かしていても暑い。窓を閉めてエアコンをかけたかったのだが、すると車の中にあったレンズが、外に出るとすべて曇る。メガネしかり、カメラしかり。カメラのレンズが曇ることが(仕事柄)ご法度のため、車のエアコンを切らざるを得なかったのである。これは参った。大汗をかきながらの運転である。
 曇り空だったため、隣の島に渡ったりしても、旅行ガイド本で見るような光景とまではいかなかった。
「こんな島でスポーツなんて…」と思う私だったが、普通にスポーツ、やってました。発汗の仕方が尋常じゃないと思うのですが。。。

宮古島まもるくん


 宮古島のシンボルであり、町の交差点に立っている人形。警察官の格好をしているので、表記の名前からして、島の安全を見守っている存在なのだと思われる。しかし、なぜクチビルが黒い? ちょっと不気味に感じるのは私だけか。

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「オトーリ」という恐い儀式

 仕事が夜遅くまで意外に延びてしまったため、宿泊予定のホテルに電話を入れた。
「あ、すみません、少しそちらへの到着が遅れそうなのですが…」
と、すべてのセリフを言い終える前にホテルの方から「どうぞどうぞ〜!」とハイトーンな返答が。「ん? 遅く到着するのって、この地ではよくあることなのかな?」と思ったが、そのとおりだった。
 この島には、「おとーり」という、下戸にとっては恐ろしい風習があった。
今はちょっと違っているかもしれないが、当時は。。。
「親」という役割の人が簡単なあいさつを述べる。その後、一人ひとりとご挨拶を交わしながら互いに小さなコップに入った酒(泡盛)を全部飲み干す。「一人ひとり」ということは、これが「5人グループ」なら「親」は5杯飲むことが「確定」である。で、1周したら、別の人が「親」になって同じことを行い、全員が「親」をやるまでそれが延々と続く(←あくまで私の記憶ですので、本当は違っているかもしれませんので、違っていたとしてもご容赦ください)。
 私は2泊したのだが、初日はたしか5人グループで、これはまあそこまでたいしたことはなかった。が、2日目は10人は軽く超えるグループで、東京から来た私に皆さん気を使ってくれて、酒はだいぶ薄めてくれていたとは思うものの、それでもキツかった。「これ、毎回だれかつぶれてしまうんじゃないのか」と不思議に思ったものだ(みんな強いのかなぁ)。1週間滞在していたら私は間違いなくつぶれていただろう。
 私は「明日仕事があるのでそろそろホテルに戻ります」と言って夜の11時ぐらいに帰ったのだが、そのとき残っていた地元の方は、誰一人帰らなかった。いったい何時まで飲み続けるつもりなのだろうか。。。
 教訓→「下戸」の方は最初に「飲めません!」と断言しておいたほうがいい(そういう人には無理強いはしないはずです)

終わりに(言葉の違いを楽しむ)

 当時は、「羽田→那覇→宮古島」というルートで、結構時間がかかった記憶がある。遠い島であることには間違いない。それでも、地元の方と触れ合うことができ、それだけで強烈な思い出となっている。
 そして、沖縄本島と離島でも違うところがあることも知った。沖縄には「沖縄語」というものがある。方言と外国語は違うものだが、沖縄のことばはもはや「方言」という範疇には収まらないほどである。以前、東京でも「民謡でちゅうがなびら」というラジオ番組を聴くことができた。沖縄民謡を紹介する番組なのだが、アナウンサーがすべて沖縄語で喋るのがこの番組の特徴。これがまったく分からないのである(私には)。今はYouTubeでも少し聴けるみたいです。
 ところが、宮古島にはまた違う言葉がある。宮古島で、宮古島方言のCDが売られていたので買って聞いてみたが、あまりの違いにビックリした(実物を持ってないので具体例を示せないのが残念です)。どうやら沖縄本島にもいくつかの方言(言語)があるらしいのだが、あまり詳しくはないのでそこまで言及しないでおきます。
 機会があれば沖縄本島のことについても書いてみたい。

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