うつ病は「心の病」ではなく、「脳の病」と言われはじめています。

うつ病は長年「心の病」などと呼ばれてきましたが、最近はこれが「脳の病」と呼ばれるように、変わって来ています。


まあ心というのは、人体のどこにあるかも分からないですから、医学じゃ治らないですよね。


うつ病において、実際に病んでいる部分は「脳」です。


脳がどう病んでいるかは、まだ専門家も研究中ですが、いちおう今のところは、情報を伝達している神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリン等)の活動に、異常が出ていると言われています。



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※2019年現在、なんとなく有力な説です。



まあ、患者としては、メカニズムを詳しく知らなくてもいいですね。


重要な点は、うつ病は心や、気持ちの持ちようの、問題ではないという事です。


いまだに世間には、「うつ病は心の持ちようだ」「根性が無いだけだ」などと言う人もおりますが、脳内の神経伝達物質は、根性では動かせませんよね?


「頑張れば、セロトニンはちゃんと流れる!」などと言うバカ者は、基礎教育がしっかり行き届いている日本では、そうそう居ないと思います。


脳内の機能不全は、根性などでは改善できないのです。


では、どうしたら治るのか?


現代精神医学では、症状を抑える薬はありますが、不具合を治療する薬はありません。


よく休み、ストレスを減らし、体を健康にして、人体の自然治癒力に頑張ってもらうのが、うつ病の脳内のダメージの治し方です。


この点をしっかり理解して、治療に当たって欲しいと思います。


根性出して働いたら、逆に治るかも?・・・ というのは、私が若い頃やって、何度も失敗したので、止めて下さい。(苦笑)


頑張っているように見えないのは不本意ですが、毎日ゴロゴロしてよく休むのが、正しい治療の方法です。


ちょっと楽チンに聞こえるかも知れませんが、お金も、将来も心配ですし、周囲の視線も痛いので、そうとうな苦痛をともなう治療です。


ここは全身全霊で、頑張ってゴロゴロして欲しいと思います。


お大事にどうぞ。


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