外出が困難になる、うつ病の症状について。
今回は、外出に関する症状を、思い出して書いてみたいと思います。
書いたところで、効果的な予防方法は、とくにないんですが、、、、
しかし、うつ病は症状なのか、自分がだらけているのか、区別しにくい症状が多い病ですよね。
そういう症状があると知らないと、「なんで私、こうなってるのだろう?」 「怠けてるだけなのかな?」 などと、無駄に悩むことにもなります。
うつ病のせいで起こっている現象は、「症状だ」とハッキリ認識した方が、とりあえず自分の努力不足ではないと分かるので、ストレス軽減に役に立つと思います。
無論、うつ病は個人差が多い病ですので、1人の体験談で概要がつかめるわけでもありませんが、多少でも参考にはなれば幸いです。(*^^)v
うつ病にありがちな、外出できなくなるパターン
・だるくて出かけたくない
・面倒で出かけたくない
・おっくうで出かけたくない
・疲労感が激しくて、動く気にならない
・化粧、着替えなどの、外出準備が出来ない
・太った/痩せたたなど、外見の変化のために、知り合いに会いたくない
・入浴できないので、体臭やフケなどが気になる
・普通に行動できそうにないので、出かけたくない
・公共交通機関(バスや電車)が怖くて、でかけられない
・人間(人混み)が嫌い/怖い
・自力で目的地へたどりつけるか不安
・自力で帰宅できるか不安
・知人に会うのが嫌で出かけたくない
● うつ病や仕事について、きかれるのが嫌で出かけたくない
● うまく会話ができないので、出かけたくない
● 会社をサボって遊んでいると、誤解されるのが怖い
● 元気そうな人を見るのが辛い
● 働いている人を見るのも辛い
・外の騒音や、太陽光などに、拒否感を感じる
・行きたい所がない
・趣味やレジャーに興味を失って、行先を思いつけない
・行かなければならない用事があっても、辛くてでかけられない。
(役所の手続きや、病院に行けない人も多いです)
・働けないので、出来るだけお金を使いたくない
・働いていないのに、外出するなんて申し訳ない
・頭痛、筋肉痛、肩こり、便秘/軟便などの、身体の痛みや体調不良で、
出かけられない
(*´ з `) 私がパッと思いつくのは、このくらいですかねぇ?
「〇〇したくない」という気持ちは、怠けているだけじゃないの?・・・と
思う人も多いと思います。
しかしうつ病は、こういった『気持ち』の形で、出て来る症状が非常に多い病です。
精神科医に「私は怠けているのだと思う」と言えば、必ず「そんなことない。そういう病気なんだ。」と説明してくれるので、信じて大丈夫です。
これらの症状は、専門用語では、『精神行動抑制』または『精神行動停止』と、呼ばれることもあります。
『精神行動抑制』とは、文字どおり人間の、行動を妨げる症状です。
感情の動きや、身体の異常として、表に現れます。
どこかが痛くなったり、嫌だな~という気持ちを沸き出させたりして、外出その他の活動を、止めさせようとするわけですね。
これは脳が、『今は具合が悪いから、休んで!』という、メッセージを送って来ているとも、考えられております。
例えば、外傷の痛みも、脳が「ここに傷があるから、回復を図るために、動かしてはいけない」という意味で、出して来るメッセージのような物、とも言われますよね。
うつ病の場合はそれが、頭痛だったり、吐き気や胃腸の不調だったり、「それはやりたくない」という気持ちの形で出てくる、ということらしいです。
ちなみに、「やりたくなくても、やらねば!」などとガッツを出して、無理に出かけると、出先で具合が悪くなってしまう事はありませんか?
また、なんとか目的の用事が、達成できたにしても、翌日疲労で寝込んだりすることもあると思います。
その疲労を蓄積して行くと、回復が遅れる事もしばしばありますので、脳の言うとおりにした方がいいと、私は思っています。
うつ病本体が治って来ると、元々働いていた人は、また働けるようになるし、外出もできるようになるので、まずは治療に集中するのが、一番おすすめです。
ちなみに、うつ病において『治療に集中しよう』と言った場合、具体的には毎日なにもせず、ゴロゴロダラダラして体と頭を休め、自分の自然治癒力を、補助しようという事です。
間違っても、精神を鍛えるために、滝に打たれたり、富士山に登ったりはしないでください。(苦笑)
簡単そうに聞こえるかも知れませんが、仕事もせずに毎日ゴロゴロしているのは、将来やお金も不安ですし、周囲からの風当たりも痛いです。
少しも楽ではないので、頑張ってダラダラ暮らして、欲しいと思います。
お大事にどうぞ。
(*^^)v うちは夫が十分に稼いでおりますので、 お金があまって困っている方のみ、ご協力いただければ幸いです。 (情報発信用機材にでも、使わせていただきます)