うつ病から、焦って仕事復帰しない方がいいのは、性格が真面目だからです!

うつ病患者は平均的に、真面目な人が多いと、精神医療業界では言われております。


日本は世界的にも、「真面目な人が多いよね~」と言われている国ですから、その国で「真面目」と呼ばれるという事は、相当の真面目さんだと考えていいかと思います。(苦笑)


真面目とは言葉を変えると、責任感が強いとか、良識があるとか、働き者と言うこともできます。


そんな性格の人ですから、うつ病にかかって、長く仕事を休んだ後など、職場に戻れば、頑張って働いてしまうのは、目に見えております。


まあ、長く休んだことで、同僚たちには迷惑をかけていますから、罪悪感が大きいですよね。


会社の経営的にも、負担が大きかっただろうと思えば、復帰後は沢山働いて、お返ししないとなどと、考えてしまう人は多いでしょう。


なんたって真面目なんで、それが普通だと思っているのです。


一方、そんなに真面目ではない精神科医は、「まあ最初は少し、テキトーに働いて慣らしましょう」などと、気楽に言ってきます。


しかし、申し訳なく思っている患者は、職場に戻ったら、テキトーな仕事など、なかなか出来ないのです。


もちろん、全員がそうとは言わないですが、半数以上の人が、「今はまだ本調子じゃないけど、出来る事は精一杯やろう!」などと、涙ぐましい事を考えていらっしゃると思います。


そもそも、テキトーな仕事ができないから、うつ病になんかかかっている人も多いのではないでしょうか。


そういう人が、うつ病が治り切ってもいないのに、焦って仕事復帰するのは、非常に危険です。


この性格の真面目さのリスクを、あまり理解していない医師は、仕事復帰をすすめる時期が早いとも思います。

(理解している医師は、そんなに復帰をすすめて来ないものです)


私のTwitterアカウントで行った、簡単なアンケートでも、かなりの人が復帰後、具合が悪くなって、ふたたび休んだ経験があると、回答しておりますので、この点は十分に注意して欲しいです。


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実際のツイート:https://twitter.com/NumaHaru333/status/1120669433859411969

(このアンケートは個人のアカウントで、テキトーに開催したものですので、そんなに信憑性は高くないですが、多少の参考にはなると思います。)


ともあれ復職は、十分に働く元気が出て来てから、考えてください。


とりあえず、毎朝身じたくをして、出社して、働くという活動が、継続的に出来るレベルの回復を、根性で待つべきです。


復職してみたけれど、数ヶ月で悪化してまた休むという事態は、精神的にも大きなダメージを負い、うつ病を長びかせる原因となります。


これは、何度も仕事復帰して、悪化させて、その後長年治っていない患者からの、お願いでもあります。


私がやった失敗は、とにかくしない方がいいです。(苦笑)


お大事にどうぞ。

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