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甘くない自家製「新ショウガの酢漬け」

1年のうち半分くらいはお店で見かける新生姜。
そろそろシーズンも終わるころでしょうか。
(初夏に見かけるものはハウス栽培、秋に旬を迎えるものは露地栽培)

シーズンになると、必ず酢漬けを作って常備菜としてストックしています。
たぶん、1シーズンで10回くらいは作るかな。

ほぼ毎日のように食べるので、風邪もひかず、真夏でも食欲がおちることもなく、エアコン無し生活の我が家は毎年この酢漬けで暑い夏を元気に乗り越えています。

〈材料〉
新生姜  1パック
塩    適量
酢    生姜がひたるくらい

※塩は味付けのためではなく、生姜の水分を引き出すために使うので多すぎないように。

作り方はとても簡単!
カットして酢に浸けるだけ。

  1. 生姜を皮を剥き、薄くスライスしてボウルに入れる。

  2. 水分を引き出すために塩をふり、10分くらい置く。

  3. 生姜を軽く絞り、出た水分を捨てて保存容器に入れる。

  4. ひたひたに浸かるまで酢をいれる

水洗いしません。
茹でません。
砂糖(甘味料)を使いません。


生姜の皮をむく

皮を剥くのにピーラーを使ったり、ペットボトルのキャップや、スプーン、手ぬぐいでこするやり方があります。
私も一通り試しましたが、ピーラー以外は力をいれないと剥けにくくとてもやりずらかったです。
ピーラーは簡単だけど皮を厚く剥きすぎてしまいます。
そこで、オススメなのが丸めたアルミホイル!
力を入れずに軽くこするだけで簡単に皮が剥けます。

垢すりのようにポロポロ剥がれるので、最後は乾いた布巾やキッチンペーパーなどで汚れをきれいに拭き取ります。

薄くスライスする

生姜は横に線が入っているので、繊維は横(赤線)だと思われがちですが(私も以前はそう思ってました)、繊維は横線と垂直の縦(青線)に沿って入っています。

繊維を断つように(赤線)カットすると、切れ味がザクザクして少しボサボサしたかんじになります。逆に、繊維に沿って(青線)カットしたときは切れ味がよくサクサク切れるので、私はなるべく繊維に沿って切るようにしています。

塩をふり10分置く

生姜の水分を引き出すために塩をふります。
全体によく混ぜて、馴染ませます。

味付けのためではないので塩は多すぎず、また時間も長く置きすぎないようにしましょう。あまり長く放置してしまうと生姜にどんどん塩分が入ってしまいます。

生姜から出た水分を捨て酢をかける

生姜から出た水分は捨てます。

生姜を軽くしぼり、保存容器に入れ、ひたひたに浸かるまで酢を入れます。
我が家では「千鳥酢」を使っています。
あまりクセが強くなく素材の味をじゃましないように感じるので、我が家ではずっと使い続けています。

甘くない酢漬けは、生姜の辛味がピリッとかんじてほどよい刺激があります。この味に慣れるとお寿司やさんのガリが甘ったるくかんじてしまうほどです。
クセになる砂糖無しの酢漬けをぜひお試しください。


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