解約して感じた同人活動とサブスクの違い
同人活動とサブスクリプションの考え方の違い
ここで挙げる同人活動は「コミケなどのイベント参加、FANZAやDLsiteなどのインターネット販売」を指す。
ここで挙げるサブスクリプション(サブスク)は「一定の金額を払えば動画やイラストなどを閲覧・DL出来ます」というのを指す。
今回は同人サブスクなので、FANBOX・fantia・Patreonなどを対象。
同人活動は誰にも咎められる権利はない
同人活動はあくまで趣味の範疇
各々書きたいものを書き、思いの丈をぶつけるのが創作活動
誰にも縛られる権利は無い
同人活動と比較するとサブスクは話が違ってくる
例えば音楽系サブスクなら「〇〇円で聴き放題」「新曲も追加」「過去の曲もあるよ」のが大体の目玉。
マンガ系サブスクなら「このジャンルが読める」「新刊も続々」「こういう本も読める」というのが大体の目玉。
大抵の場合「セールスポイント」と「新しい商品やサービスの提供」の提示が契約のキッカケになる。
新しい商品やサービスの提供を怠ると、その機能を引っ提げた別のサブスクに顧客を取られるから。
クリエイターサブスクの場合「支援者限定イラスト」「動画の本編」「pixivにアップロードした絵の続き」「支援者限定購入特典」「公開済みイラストのPSD配布」「ラフ画・落書き」などが該当。
お金を払って入ったサブスクで、「限定」を享受できるのは利用者としては嬉しい。
同人活動では「私の作品を読んでくれる/私を応援してくれるユーザー」だったのが、サブスクリプションの場合は「顧客」と変化する。
同人活動ではその都度作品に対価を支払うが、サブスクではプランに対して対価を支払う。
「F2Pでアイテム課金モデル」と「買い切りパッケージゲー」に似ている。
YoutubeのメンバーシップやTwitchのサブクライブのように「クリエイターそのもの」に対価を払う場合もある
顧客は「プランや願望(+上記のクリエイターそのもの)」を基準に支援を開始する。
人間、筆が乗らない時もあるしメンタルがイカれる時もある。創作とは別に本業があって忙しい場合もある。クリエイターにも人間関係や家族がいて、家庭の事情も当たり前に存在する。
でもTwitterは元気だな?飯の画像は上げてるしソシャゲのスクショも貼ってる。話題のアニメ感想ツイートも投下してるし、本当に忙しい?
Twitterは更新するしソシャゲはしているけどサブスクは更新しないのを見ると、「金だけ払わせたいんだな」と思うことがある。
というより、金目当てだとしても「この作品で金を出させるぞ」「課金させるぞ」という意識が低い。
更新はしないけど応援はしてな!みたいなニート的発想
支援者の増加割合などがモチベーションに影響する場合もあるが、既存の支援者に対し何もないと「ここの支援を切って、更新頻度もクオリティも高い有名絵師を支援しよう」となってしまう。
というか私はなった。
もはや何も告知すらしないクリエイターもいる。
「金銭が発生してるんだから義務を果たすべき」とまでは言わないが、支援者がいるのだから何かしらのアクションや告知はあっても良いのでは。
支援中止すればいい話ではあるんだけど。
最近だと、国内よりも他国クリエイターの方が更新頻度もクオリティもそこそこ維持・担保されている。
「稼ぎたい」「知名度を上げたい」という願望が、作品の投稿頻度に現れやすい気がする。
まとめ
同人活動とサブスクでは享受側の性質が変化する。
更新しない理由に対しての嘘が透けて見えたり、更新しないことに対して言及が無いと支援を切るきっかけになった。
「更新しなくても金出すやろ^^」と下に見られている感じもあったのが気に食わない
クリエイターのサブスクは「クリエイター自身」と「制作物」の2パターンで支援していることがある
「限定のものが見られる」「特典がある」というのもあるが、「クリエイター自身」がサブスクの目的に含まれている場合があるので、出来ればそういう人もいるということを忘れてほしくなかった。
今後の加入は更新頻度もクオリティもあるクリエイターにしようと反省
以上。
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