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期待することと、されること。

“期待してます”

人によって受け取られ方は違うであろうことの言葉。私にとっては心強く、応援されるような響きを持つ。

期待されることは悪くない。


一方、私たちから他者への期待はできるだけしないほうがよさそうだ。

コミュニケーションミス、勘違い、裏切り、全てこちら側の“他者への勝手な期待”が起因することに気がついた。

「これを7日までにやってくれると思ったのに。」

「あの時合意したはずなのに、今は違うことを言っている。」

私の“他者への期待”は毎日のように裏切られた。なぜか。期待を言語化していないからだ。

「彼なら今日頼めば明日までにやってくれるだろう。」ではなく、明日までにやってくれるよう依頼する。

「2日前にあのように言っていたので、今日もきっとそう思っているだろう。」ではなく、今日も2日前と同じ考えか確認する。


他者への期待は言語化して伝えない限り、他者への願いに近い。願いだけで思うように世の中が進むはずがない。

昨今人との距離を保つことがもてはやされる中、遠くから願って待つのではなく、こちらから近付いて言葉によって人を動かそう。

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