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【日記】220214-0220. リスク管理ってヤツは (3行日記的に)

【今週のこと】

*今週から、グループ全社の、年に1度の「全掛売部門一斉与信」業務が始まった。押しも押されもせぬ繁忙期の到来だ。
グループ全社の掛売顧客について各種条件を見直す、というこのリスク管理業務、当然ながら私はこれがデビュー戦だ。相変わらずオジサマは、何も、手も口も出さない"指導法"なので、初めて見るリスト、帳票、システム画面をもとに、基準もフローもすべてゼロから解明し、進めていく羽目になる。
そうは言っても、自分の仮説を検証するため、あの手この手でオジサマに誘導尋問的な会話を繰り出して見るのだが…訊けば訊くほど、間違った道に行きそうな不安がつのる。

*他にも内部監査用の資料準備や、会計監査法人との期末業務、次年度に向けた規程類の見直しと、次々仕事がやってくる。
期末が近づき、やたら切羽詰まった社員からの謎な問合せや相談も増える。これらも、日々の承認・月次の業務も、基本すべてワンオペでまわす。
「この、目の前にいるオジサマは、エア社員なんだ」
と、日々自分に言い聞かせる。

*再燃した地方案件は、まったく治る気配がない。
先週は連日、お偉いさんからの問合せが多発したが、今週はその方々からあれこれ指示が飛んでくるようになった。
「これ、部長マターじゃ?」
というモノも中には混じっているのだが、昭和部長が「オレはやらん!」と繰り返すので、泣く泣くボールを拾う羽目になる。
「この、目の前にいる部長は、エア部長なんだ」
と、日々自分に言い聞かせる。

*この案件の報告の最中、
「推定の情報なんか、どうでもいいんだよ。
 確定した事実を報告しろよ!」
と昭和部長に怒鳴られる。
繰り返しになるが、この案件発生時、私は休職中で、復帰時の配属先などまるで決まっていなかった。さらに言えば復職できるかすら不明で、失業のリスクに怯えていた。
部長よ、なぜ、当時も今のポジションで働いていたオジサマに言わんのだ。。。

*お偉いさんには比較的従順に振る舞っているのだが、以前から顔見知りであったリスク管理部長には、本音対応をすることに決めた。
サシで話すことが増えたのと、昭和部長の「ホントのところ」を知りたいご様子だからだ。
ええぇ、お知らせしようじゃありませんか、そのホントのところを。私なりのリスク管理の一環として。
この案件へのオジサマの協力度合いがあまりに低いことに対して、
「おたくの部長はシニアスタッフには甘いのか」
と部長に訊かれたので、
「勘違いされているようですが、彼はシニアスタッフではありません。バリバリ!現役の!私より上位の!マネジャーです」
と、きっちり訂正。そして、
「部長は、年上の部下にはいっさい指導しない方針らしいですよ」
とお伝えした。リスク管理部長のあの驚愕の表情、今週一番の鮮明なシーンだ。

*この話を親しい隣りのマネジャー・ミィ女史にしたら大喜びされた。
「リスク管理部長だもの、人的リスクの報告は正確、詳細にね!」
だって。
彼女、私以上に昭和部長のアタリがキツく、険悪な状態らしい。その結果の彼女の最近の働き方は、かつて倒れる前の自分を見るようで、心が痛む。なんだか心配だ。

*連日遅くまで働き、帰宅がどんどん遅くなる。先週の早退で、マイナスになっていた累計勤務時間は、いまや解消に困る積み上がり方だ。
オリンピックはほとんど観られずに、気づけば閉会式だった。記憶に残っているのは羽生結弦さんの演技だけだ。この時だけなぜか勘が働き自らテレビのスイッチを入れ、「まもなく出番」のアナウンスにテレビの前に座り直したのだった。

*読書のスピードがさらにさらに落ちて行く。本を読んでいる時間より、「もしこの本を期日までに読み終えられなかったら、いかにリカバリー策を講じるか」を考えてる時間の方が長いんじゃ? と、少し悲しくなる。
図書館で、返却本を差し出しながら
「もう2週間お借りしたいです…」
と言うたび、"借金の返済期限リスケ"、という言葉が頭に浮かぶ。
ある意味これも、職業病か。。。

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