見出し画像

夢は逃げない。歩き続ける限り。〜未知なるプロ・コーチへの旅〜|チャレンジログ #20

約10ヶ月ぶりの投稿となりました。
この空白期間の詳細は別途書くとして、今回は以前からお伝えしてきたプロコーチになるという挑戦について、最新の状況を書き記します。

●対象となる読者さま
・現在、またはこれから何か新しいことに挑戦しようとしている方
・想定外の出来事に、どういう心持ちでいれば良いのか模索している方
・プロ・コーチになる事に興味がある方

旅路のゴールとその後|いざ、チェックポイントへ

2019年10月末に出発したプロコーチへの旅路(下記トピック参照)は、2020年4月に予定とおりゴールしました。途中、未曾有の出来事に世界が大きく揺らぐという事態も発生しましたが、頼れるリーダー(プログラムの指導者)の存在に支えられ、乗組員全員が無事に目的地に辿り着くことができました。

半年間共に旅をしてきた仲間との全開な日々は一旦終了し、以降は個人での運行に。それでも時折、仲間で集まり、互いに発見した事や持っている課題を共有して、再度それぞれの道へ向かうという新たな段階に入りました。

ゴールした者がまずは向かうのが、チェックポイント=プロコーチ資格の試験です。これまでもお伝えしたとおり、このプログラムはおそらく日本(≒世界)で最もストイックなトレーニングプログラムの1つであり、試験を受けるための条件が設けられています。学んだ事を活かしつつ、計100時間の有償でのコーチングをお客様に提供して初めて試験に臨むことができるという、なかなかの条件です。そのため、仲間同士でのフォローアップが必要になるのです。

ただ、残念ながらそこに僕は参加していない状態がしばらく続きました。
その詳細はまた別で書くとして、今、僕は皆との旅路を終えて、チェック(試験)を受けるための条件をクリアしたところにいます。チェックの時が近付く中、お客様へのコーチング提供と自主トレを継続しています。

仲間との旅路を振り返る|ジェットコースターのような半年間

さて、仲間との旅路を終えてから既に半年以上が経過していますが、改めてその全容を振り返ってみます。
まず、大枠のところからザックリとまとめると、まるでジェットコースターのような半年間であったとつくづく思います。

ジェットコースターである所以は、下記のグラフを見ていただければ分かると思います。このグラフは、僕がトレーニングをスタートしてから現在までの、コーチングに関する成長度合いとそれに紐づく感情を感覚的に示したものです。(注:あくまで個人の主観によるもので、プログラムの内容や意図を示すものではありません。)

■コーチングの成長度合いと感情グラフ

画像1

グラフの左辺(スタート地点)から順を追って解説すると、

・スタート(オリエンテーション):プログラム開始直前に行われた説明会の場で、仲間とのレベル(意気込みや努力の量)の差を目の当たりにし、さらにお客様獲得が全くできていないのが自分だけという事実にのっけから窮地に追い込まれ焦る(過去のトピックを参照)
・スタート後:色々な方の協力により何とかお客様を獲得し、トレーニングがスタート。いざやってみると、思いの外自分でも楽しみながらできそうな感覚を得て、初速を得る。
・積み上げ期:プログラムの毎回のテーマに取り組み、一進一退しながら少しずつ自分が変化していく感覚を得る。楽しくどんどん進む状態。
・飽和期:プログラムの後半に入り、伸びが鈍化する感覚に陥る。
・スランプ:とある事をきっかけに自分の課題にハマり、自分の特徴、スタイルを見失う。
・気付き:とある事をきっかけに、自分がハマっていたこととその要因に気付く。
・復調:自分がコーチとして目指す方向性が見え、試行しながら楽しさと手応えを感じる。
・プログラム修了:方向性が見えてから間もなくして修了を迎える。
・ミニマム稼働期間:とある事情から、コーチングの取り組みを自分が出来る最低限のレベルに抑える期間が4ヶ月ほど続く。
・復調〜現在:とある事情が改善し、少しずつコーチングの量を増やす。久し振りの有識者からのFeedbackにて「基礎的な感覚は失われていない」とのコメントに安堵し、少し自信が付く。

と、そんな流れです。
こうして振り返ってみて思うのは、この旅路で一番のハイライトは、スランプにハマって、そこから抜け出せたことだと思います。

確かに、スランプには極力ハマりたくないのですが、おそらく、このスランプは遅かれ早かれどこかでハマっていたと思います。自分自身のアイデンティティに起因することなので。

なぜ自分のアイデンティティがコーチングに関係してくるのかと言うと、コーチングという取り組みがそれだけ、自分自身というリソースをフルに使うものだからです。スマホで例えると、アプリを入れればOKではなく、OSレベルで対応しないと実現できない機能なのです。少なくとも、僕が学んだCTIのコーチングはそういうものだという感覚です。(注:個人の感想です)

そういった自分の特性を知り、その影響を理解して、その対処=活用の仕方が分かることが、トレーニング期間のうちにできた事はむしろ+だったと思います。もしこれが、一人でやっていく段階で起きたら、そこから抜け出すのはさらに多くのものが必要だったと思います。

夢は逃げない。歩き続ける限り|ペースもルートも自分次第

こうしてトレーニングの旅路を終えたのですが、前述のとおりとある事情でその後、少しコーチングの活動を抑える状況となりました。

画像3

それは、僕自身も想定していなかったことで、これによって計画していたスケジュールではいかなくなりました。人生、すべて計画通りにはいかないものです。正直、あまり歓迎すべき事態ではないのですが、起こってしまったことを悔やんでも、時間を戻すことや事態を改善することはできないのです。その状況下で出来ることを、自分のペースでやる。まずはそれで十分だと思います。

「夢」について、こんな有名なフレーズがあります。

夢は逃げない。逃げるのは自分だ。

だけど、僕はこう思います。別に自ら進んで夢から逃げたい人なんていない。夢から逃げるのではなくて、夢に近付けなくなってしまうのだと。

夢に近付いていたこれまでのスピード感だったり、手応えだったり、そういうものが段々と少なくなって、自分の居場所が分からなくなってしまう。だったら、いっそ夢に近付くのを止めよう。ってなるのだと。

だから、僕はこう思います。

夢は逃げない。歩き続ける限り。

夢に近付くスピードや方法(ルート)は決して1つじゃないし、人と比べるものでもない。もし、どうしても人と比べてしまってマイナスの感情が生まれるのなら、他の人のことを見るのを止めてしまえば良い。自分の人生を、自分のペースで、自分のルートで進んでいけば良い。もっと自分にOKを出しても良いんだよ、と。

画像2

これも自分を知って、自分の活かし方を分かっている事だと言えますよね。
それって、情報が溢れるこの世界で、尊い事だと思うのです。そして、そういう自覚的な時間が、心の豊かさみたいなものを生み出すのではと考えています。今の世界にはそれが必要な気がします。


ということで、今回は僕の人生最大のチャレンジと称している「プロコーチへの道」の状況報告と、関連するトピックを紹介しました。
今後も、自分のペースで情報をお届けできればと思います。

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
挑戦に幸あれ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?