ドッペルゲンガーの父
夏の思い出‥
といいますか
未だ謎な出来事なんですけど
小学5年ぐらいだったので
ほぼ50年前の夏
家の前の道で
友達数人と鬼ごっこ的なことをして
遊んでいました
私は逃げて🏃♀️
大きな道にでる手前の
角まで行ったところで
目の前にボロすぎる軽トラが
止まりました
その軽トラから
降りてきた作業着のおじさん
父でした
仕事中はこんな格好してるんや
にしても車ボロすぎやし
と思いながら
「お父ちゃん!どーしたん?」
と父に近づきました
作業着の父は
「お父ちゃん違う」
と言いました
私は
らしくない冗談を言ってると思いながらも
「何言うてんの?
なんで帰ってきたん?」
と言いました
作業着の父は
再度
「違う」
と言って
降りてこっちに来ようとしてたのに
また
ボロい軽トラに乗って
行ってしまった
その軽トラが細い道に入って行くのを
見ながら
急にゾクっとして
鳥肌がたって
怖くなった
ほんまに
私のこと知らん感じやった‥
確かに違和感もあったんです
違和感というか‥
んー🤔
なんか上手く表現する言葉が
見つからないですが
ちょっと脳みそねじれる感じです
?????
その日
帰宅した父に
聞いてみたけど
帰ってないし
そんな軽トラに乗ってないと‥
私は
「でもお父ちゃんやってん!!
顔も声もお父ちゃんと一緒やってん!!」
と必死に訴えたのを覚えてます
当時は
ドッペルゲンガーという言葉も知らず
知ったのは何年か経ってからです
知った時は
お父ちゃん死ぬんじゃないかと
心配になりましたが
父が他界したのは
18年前なので
このドッペルゲンガーは関与してません😅
あれから50年も経つというのに
未だに鮮明に思い出します
顔も声も歩き方も同じ
でも同時に感じた違和感?
あれはなんやったんやろ…
どこの誰で
(私が声をかけなかったら)
どこへ行こうとしてたのか?
未だ謎で
思い出すとちょっとゾクっとします
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