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松本市、長浜市も!ノーネクタイ通年化で公務員の服装選びはどう変わる??

みなさんこんにちは、イメージコンサルタントの古橋香織です。

先日、時事通信社さんの「地方行政」を読んでいたら、滋賀県長浜市がノーネクタイの通年化を実施することになったという話題を見つけました。このノーネクタイ通年化ですが、一足先に長野県松本市や千葉県松戸市といった自治体が行ってました。

私自身、地方自治体のノーネクタイ通年化は今年以降の激アツテーマになると踏んでます。環境省が行なっていたクールビズ期間の撤廃、そして当分続くであろうウィズコロナ時代の中で、私たちは夏場のマスクの暑苦しさは半端ないんだということを学びました。そのような流れから、これまで目的となっていた環境保護に加え暑さを和らげ働きやすさを確保するという新たな目的も加わり、ノーネクタイ通年化はこれからどんどん波及していくことが予想されます。

あの暑苦しい、動きづらいスーツから解放されて仕事ができるなんて最高!!いえーい!っと思う人も多そうです。しかしノーネクタイ通年化は公務員男性に新たな悩みを突き付けそうな予感がしてます。

では早速、令和3年1月から本格実施に移った滋賀県長浜市のものを拝借して、この取り組みの留意点を見てみましょう。

以下長浜市のHPからの引用です。

 次の点に留意して取り組みます。
(1) 公務員としての品位を失わない節度ある服装とすること。

(2) TPO(時・場所・場合)をわきまえた服装とすること。

(3) 式典への出席等、社会通念上必要と判断される場においてはネクタイ等の着用をすること。

(4) ネクタイの着用を一律に禁じるものではないこと。 (各自の判断で、ネクタイは着用できること。) 

引用ここまで

服装に関する規定が緩くなったということは、個人の裁量に委ねられる部分が多くなったということを示します。働く中でネクタイが完全に消えたわけではないというのもポイントです。もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、このノーネクタイ通年化はファッションに詳しくないものにとってはかなりの曲者。なぜかというとシーンごとに服装を選ぶのって、結構疲れるんです。

実際に私は昨年の夏頃にTwitter界隈で、

〇〇があるんですけどポロシャツで大丈夫ですか?

〇〇があるんですけどネクタイ入りませんよね?

〇〇にはジャケパンで行ってもいいでしょうか?

といった、出勤前の悲鳴にも似た公務員男性の呟きを見かけたことがあります。。。

以前は「スーツで来て下さい」だった職場のドレスコードは「スーツでもいいよ」に変わってきました。品位やTPO、社会通念上といった言葉の捉え方は個人によっていろいろな捉え方があるため、ノーネクタイ通年化は男性のお仕事服を自由にしたと同時に、この服装合ってる?!?というこれまでにない心配事も増えそうな予感がします。

ではここで一つわたしからのアドバイス。
みなさん、ネクタイは職場に置いてありますか?この置きネクタイの色も、どんな場所で巻いても恥ずかしくない色味があるんです。

それは、

ブルー系の無地のタイです。

男性のオフィススタイルの中で、無地は最も格式高い扱いを受けます。無地のスーツや無地のシャツは偉い人や目上の人と接する時にぴったりです。

そしてブルーは日本人が最も好感を抱く色であり、ブルーのタイでマイナスな印象を持たれることはまずありません。ただし、結び目が汚れてたり引っ掛けて糸が飛び出てるタイは使わないでくださいね。

このように備えあれば憂なし。服装はきちんとしておいて損はありません。
ノーネクタイ派も念のためネクタイを1本職場に置いておきましょう。


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