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【ただの日記】1時間の講演会をすることになった。

一昨日、修論発表会があった。

発表15分、質疑応答15分である。

フリートークが超絶苦手な自分であるが、レジュメというカンペを見ながら話すことは割と得意である。

発表という場自体が結構好きなため、前日の夜は自分が成功している姿を想像して、当日を楽しみにしながら寝た。

発表会では、若干時間オーバーしてしまったが、質疑応答も想定内の質問だらけでパッと終わった。

発表会が終わると、担当教授とトイレで鉢合わせ、一人称が「僕」になってしまっていたことを指摘されて、なんか恥ずかしかった。

発表中は「わたくし」「わたし」が適切なのは常識だ。だが、発表中にアドリブで話していると一人称は「僕」になってしまうのだった。

部活では「自分」
先輩には「僕」
友達には「俺」
目上すぎる人には「わたし」

使い分けるのがほんとにめんどくさい。

英語なら「アイ」しかないので、楽だよな。

いずれにしても恥ずかしいミスだなぁと思って反省していたのだが、この発表会で思わぬ話が持ちかけられた。

僕の研究分野の学会の研究者の人が聴講に来ていて、終わった後に声をかけられた。

「こんど〇〇研究所のチームの人たちの前で発表してほしい」

結構びっくりした。

その学会で発表できること自体が名誉なことらしく、修士課程で発表するのは過去に例がないらしい。

今まで勉強でも運動でも特別な結果を残したことなど一度もないが、今回は教授と一緒に試行錯誤してきた研究が報われたようで、身に余る気持ちでいっぱいである。

いい経験になりそうで楽しみであるなかでも、学者たちの前で1時間の発表は質疑応答でイジメられそうでかなり不安である。
尊敬する教授の顔に泥を塗らないよう頑張りたい。

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