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【ただの日記】サウナ嫌いだったけど、好きになった一日。

ある男友達が地元に一時的に帰ってきた。前にバレンタインデーの日記に登場させた齋藤という奴だ。同棲している彼女が実家に帰っているため、齋藤も帰ってきたらしい。

合流して、15時くらいからスマブラというゲームを2時間くらいやりながらダラダラ過ごした。
また、ゴキブリポーカーというテーブルゲームをやり、心理戦を繰り広げた。勝率は五分五分だったため、なんか悔しい。

夕方になり、夕飯を食おうという話になり、近くの回転寿司に車で向かった。

その友達は新車の愛車BMWを運転をしてくれた。僕は助手席にすわり、音楽を流し、一人でカラオケ歌って運転の邪魔をしながら車に乗っていた。久しぶりに友人の車に乗ったのだが、車でドライブって割といいものだなと思った。

19:30。向かってる途中に気づいた。
あれ、飲食店の営業20時までじゃね?
コンビニ弁当なんて嫌ですよ?
といいながら、なんとかなるさという精神で回転寿司に入店した。
19:42に入店したのだが、店内に貼ってあった紙には、最終入店が19:45分と書かれていた。
超ギリギリである。ラストオーダーが20時なので、急いで寿司を食べた。お腹減ってて11皿食べた。

次に温泉に向かう。
近くの温泉がみんな20時までだったのだが、車で20分くらいのところにずっとやってる温泉を見つけたので、そこに行くことにした。

温泉に着く。
脱衣所で服を脱ぎ、浴場に入ると、人の海だった。みんな考えることは同じなようだ。

体を先に洗う派と後に洗う派がいるらしいが、僕らは先に洗う派である。洗い終わって最初に向かったのは、塩サウナだった。

湯船はみんな人で埋まっていたため、仕方がなかった。サウナ自体僕はあんまり好きではない。
暑いからである。

しかし、最近、YouTuberのはじめしゃちょーや、オリエンタルラジオの藤森さんとかが、サウナの動画をあげていて、興味は持っていた。

塩サウナに黙って10分くらい入る。
結構汗が出るまで我慢して入り、水風呂に入る。水風呂も嫌いだ。冷たいからである。

1分くらい水風呂に肩まで浸かり、体がキンキンに冷えたところで出る。そして、露天風呂近くの寝れる場所で寝転がる。これがサウナの正規のルーティーンらしいと自称サウナ好きの友人が指導してくれた。その指導通りに僕は行動した。

ちゃんとした寝る場所が満席だったため、僕らは脇の従業員用の通路っぽいところ、、先客の人たちもそこで寝転がっていたため、それを真似して通路で寝た。全裸で通路に寝るのだから非常に滑稽である。

しかし、寝転がるや否や、血管がグワングワンと脈打ち、頭がクラクラする感覚を覚えた。割と心地よい。このグワングワンする感覚がサウナの楽しみらしい。

へぇ、じゃあ二回戦行こうか。

次は、塩サウナではなく、普通のサウナに入った。

サウナは塩サウナより人気のようで、溢れんばかりの男が座っていた。横7人、縦5列というなかなか広いサウナが、男で埋まっているのだ。男のひな壇のような光景だった。もはや視覚的にも肉体的にも暑くるしさを感じながら、ぎゅうぎゅうのサウナに入る。

温度的には塩サウナよりサウナの方が温度が高い。めっちゃ汗が噴き出る。
みんな正面のテレビを見ながら黙ってその熱気に耐える。その中で、「喋るの禁止!!」と書かれた看板があるのだが、喋っている大学生がいたため、結構張り詰めた空気感が漂うのを感じたが、みんな優しいのか、黙って過ごしていた。

ここのサウナも頭がグワングワンするくらいまで入った。10分ちょいくらいか。
そして、出てすぐに水風呂に入り、また同じ通路に寝転がる。

すると、塩サウナの時よりも全身がジワジワーっとなるのを感じた。血液が循環している感覚をすごく実感的に感じられる。サウナにハマるのはこうゆう理由なのかと納得させられた。

その二回で満足した僕らは露天風呂を満喫して、そそくさと風呂を出た。
風呂上がりといえばコーヒー牛乳だ。

僕は毎回一気飲みしてしまうため、コーヒー牛乳の味は全く味わえていない。水でも変わらないんじゃないかともたまに思うが、牛乳瓶から飲む感じがたまらなく至福なのだ。

コーヒー牛乳を飲み終え、近くにUFOキャッチャーがあるのを見つけた。景品を見ていくと、ピュレグミの箱が取れる台があった。食べたい。
意見が一致し、二人で交互にやる。

結果、計800円くらいで取れた。
箱の中には普通のピュレグミが三つ入っていた。
大体コンビニで三つで300円くらいだから金銭的には大負けである。しかし、景品を取ったという楽しみを加味すれば800円以上の価値はあったと思う。

車の中でピュレグミをつまみながら帰る。

温泉ってやっぱいいな。という感情に包まれた一日だった。

おしまい。

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